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学生1000人に就活意識調査、「通年採用」「自分らしい服装・髪型」を求める声【ハースト婦人画報社調べ】

 2023.06.02

  • 新卒採用
ハースト婦人画報社は、20代学生を対象に就職活動とインターンシップに関する意識調査を実施し、結果を発表した。この調査から、就職活動に関する疑問・要望として「通年採用」や「リクルートスーツではなく自分らしい服装・髪型」での就活を求める声が強まっていることがわかった。
ハースト婦人画報社は、20代学生を対象に就職活動とインターンシップに関する意識調査を実施し、5月30日に結果を発表した。同調査は、4月28日から29日の間、20代学生・男女(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、京都在住)を対象に、LINEリサーチプラットフォームを利用して実施された。

この調査から、就職活動に関する疑問・要望として「通年採用してほしい」が36.5%と最も多いことがわかった。調査結果の概要は以下の通り。

就活中&就活予定の学生76%が「インターンシップに興味あり」
就職活動中および、いずれは就職活動をする予定の学生のうち30%がインターンシップに「とても興味がある」、46%が「やや興味がある」と回答した。
学生たちはインターンシップを企業研究のよい機会と捉えており、「インターンの採用数が多かったらいいと思う」「職場見学ができる企業が多くなればいい」というコメントが見られる。

インターンシップ先の企業で注目したい点の1位は「社員の雰囲気・オーラ」
「インターンシップに興味がある」と回答した学生に、もしインターンシップに参加するとしたら、その企業のどのような点に注目したいかを尋ねた。最も多くあげられたのは「社員の雰囲気・オーラ」(72.3%)。第3位には「社員が休日にちゃんと休んでいるか」(55.5%)がランクインした。
社員の人となりやワークライフバランスの実情など、求人票の情報だけでは見えづらい点を体感できるのもインターンシップの利点と言える。

デジタルネイティブならでは?!企業とのやりとりは「メールよりSNSのダイレクトメッセージがよい」
就職活動に関する疑問や、「もっとこうだったらいいのに」という要望を尋ねた。最も多くあがったのは「通年採用」や、「自分らしい服装・髪型での就活」を求める声だ。「授業と就活の両立ができるのか不安」「海外のように卒業後に就活だったらいいのに」「髪色や服などの制限がこの時代にそこまで重要なのか」「個性を求めるにもかかわらず、真っ黒な無個性のスーツで面接することは疑問」などのコメントが見られる。
また、第3位にあげられたのは「企業とのやりとりはメールよりSNSダイレクトメッセージがよい」(19.8%)で、第5位には「エントリーシートではなく、動画や写真などで自由に自己PRしたい」(10.1%)がランクインした。SNSを身近なツールとして育ったデジタルネイティブ世代ならではの意見であると、同社は言及する。

就職活動において企業に関心を寄せるきっかけとなる情報収集ツールの5位に「SNS」
企業に関心を持つきっかけとなる情報源について尋ねた。第1位は「就活ナビサイト」(49.6%)で、第2位に「企業説明会」(42.9%)、第3位に「インターンシップ」(42.5%)がランクイン。就活ナビサイトで広く企業の情報を収集し、個別の企業説明会やインターンシップで企業の「中の人」の声を聞いて企業理解を深めているようだ。
第5位にランクインしたのは「SNS」(32.9%)。「もっと手軽に生の声を聞きたい」「情報をもっと身近に感じたい」という学生たちにとっては、InstagramやTwitterなどのSNSも就職活動に有用なツールとなっている。

調査概要
調査主体:株式会社ハースト婦人画報社
調査方法:LINEリサーチプラットフォーム利用の調査
調査対象:20代学生・男女(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、京都在住)
有効回答数:1050人
調査期間:2023年4月28日(金)~4月29日(土)