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電通デジタル・ISID・電通アイソバー、グループ横断のDX推進組織「Dentsu DX Ground」を立ち上げ

マスメディアン編集部 2021.01.20

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電通デジタル・電通国際情報サービス・電通アイソバーの3社は、マーケティング領域を起点としたDX基盤構築において、クラウドソリューションのインテグレーション業務および活用業務支援を行う専門人材400人規模のグループ横断組織「Dentsu DX Ground(電通DXグラウンド)」を立ち上げ、稼働を開始した。3社は今後、本組織の共同運営を通じて、ナレッジの共有、新たなテクノロジー・サービスの共同開発を行い、また採用活動を通じた体制強化にも取り組んでいく方針だという。
電通デジタルと電通国際情報サービス(以下、ISID)、電通アイソバーは、1月20日、マーケティング領域を起点としたDX基盤構築において、クラウドソリューションのインテグレーション業務および活用業務支援を行う専門人材400人規模のグループ横断組織「Dentsu DX Ground(電通DXグラウンド)」を立ち上げ、稼働を開始した。

現在、企業におけるデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)は急速に進んでおり、その基盤となるシステム整備が急務となっている。特に社会状況や消費者心理の変化に伴い、素早い対応が求められるマーケティング領域のデジタル化においては、Salesforce Customer 360、Google Cloud、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Adobe Experience Cloudなど、多機能かつ利便性の高いクラウドソリューションまたはサービスが採用される傾向がある。しかしながら、複数のクラウドソリューションを組み合わせたマルチクラウド化や、既存システムとの複雑なインテグレーションなど、システムの構築や運用業務は高度化しており、専門人材の量的・質的な不足が顕在化している。

そこで、電通デジタル、ISID、電通アイソバーの3社は、本領域における各社の専門人材を集約することにより、大規模化・複雑化するクラウドソリューションの構築・運用やデータ活用の高度化を最適な形で提案し、企業のDX推進に向けたインテグレーション強化を実現する体制を構築した。

電通デジタルは、国内電通グループ内のマーケティング手法をフレームワーク化した高度で精緻なプランニングと施策開発力を強みとしている。クラウドインテグレーションに必要なビジョン構築や新ビジネス・サービスモデルの立案からマーケティングオートメーションなどのソリューションを活かしたCRMの高度化において、同社のプロフェッショナルが企業と伴走し、顧客基点のDX組織作りを支援しているという。本組織においても、マーケティングテクノロジーのレイヤー強化を図るとともに、プランニングからシステム構築・運用までワンストップで企業のクラウドインテグレーションを推進する。

ISIDは、金融業、製造業、流通業、サービス業など幅広い業種のクライアントに対し、先端テクノロジーを活用した多様なITソリューションを提供している。マーケティング領域においても、複数のクラウドソリューションを用いたCRMやマーケティングオートメーション、コンタクトセンターなどのシステム構築から、企業が保有する既存システムとの連携、膨大なデータを取り扱うミッションクリティカルなシステムの構築などの実績を有しており、そのノウハウを活かし、デジタルマーケティングを起点とした企業全体のDXの実現を支援する。

電通アイソバーは、世界45カ国と85以上の拠点でボーダレスにサービスを提供するグローバルデジタルエージェンシーのIsobarネットワークの一員として、We are the CX Design Firm. をビジョンに掲げ、CX(カスタマーエクスペリエンス)デザインを軸とした戦略コンサルティングと、最先端のデジタルマーケティングのアイデアとテクノロジーで、企業のDX課題の解決にむけた新たな体験価値を生み出すことに貢献するという。

3社は今後、本組織の共同運営を通じて、ナレッジの共有、新たなテクノロジー・サービスの共同開発を行い、また、採用活動を通じた体制強化にも取り組んでいく方針だ。