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26卒採用、内定通知は「4月」に集中 入口の早期化と出口の一極化が鮮明に【Thinkings調べ】

マスメディアン編集部 2026.10.30

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Thinkingsは、採用管理システム「sonar ATS」のデータをもとに、2026年卒の新卒採用動向をまとめたレポートを公開した。エントリーから本選考への移行率は全体平均16.2%で、採用チャネル別では「人材紹介会社」「自主応募」が高い傾向にあることがわかった。また、募集開始時期は早期化・分散する一方、内定通知は卒業年次の4月に集中する実態も明らかになった。
Thinkingsは、2026年10月14日に、「sonar ATS」のデータをもとに作成した「ATSデータで読み解く新卒採用レポート(2026年卒) データに基づく意思決定のヒント」を公開した。
サマリー

調査結果のポイント

・エントリーから本選考への移行率は、全体平均16.2%である。
・10の採用チャネル別に分析した。本選考移行率は「人材紹介会社」「自主応募」が高い傾向にある。
・採用の「入口(募集開始時期)」は早期化・分散する一方、「出口(内定通知)」は卒業年次4月に集中している。

エントリーから本選考への移行率は、全体平均16.2%である

エントリーから本選考に進んだ人の割合を集計した結果、全体平均は16.2%であった。従業員規模別に見ると、「100~299人」が14.3%と最も低く、「300~499人」が18.1%と最も高くなった。

このことから、「300人未満」の企業では、初動対応にリソースを割けず離脱が起きている可能性がある。まずは「エントリーから初回接触までの平均日数」を測り、個別接点の設計を見直すことが重要である。
調査結果
算出式:(本選考到達者数)÷(エントリー数)

※エントリー者数が1名以上のプロジェクトを対象に、欠損値・矛盾データを除外して算出。エントリー者のうち、初回面接に到達した状態を「本選考への移行」と定義。

10の採用チャネル別に分析。本選考移行率は「人材紹介会社」「自主応募」が高い傾向にある

本レポートでは、企業が候補者を集めるために利用する媒体や方法を「採用チャネル」と定義している。「sonar ATS」に登録されたエントリーについて、10の採用チャネル別に本選考への移行率を集計した。その結果、「人材紹介会社」が30.9%と最も高く、次いで「自主応募」が26.2%であった。従業員規模別に見ると、「人材紹介会社」は「300~499人」「1000~4999人」で最も高く、「100~299人」「500~999人」では2番目に高くなった。
調査結果
算出式:(特定チャネルの本選考へ進んだ数)÷(特定チャネルのエントリー数)

※欠損値・矛盾データ・移行率90%超の外れ値を除外して算出。エントリー者のうち、初回面接に到達した状態を「本選考への移行」と定義。
※採用チャネル:「sonar ATS」に登録された候補者の応募経路を10のカテゴリ(ナビサイト、スカウトメディア、就職イベント、学内イベント、人材紹介会社、求人検索エンジン、自主応募、リファラル採用、その他、未選択/空欄)に集約して集計・分析し、それぞれの流入規模や、本選考・内定へのつながりを分析している。

採用の「入口(募集開始時期)」は早期化・分散する一方、「出口(内定通知)」は卒業年次4月に集中している

企業の26卒における募集開始時期を集計したところ、2023年11月~2024年6月までの合計が49.9%となり、およそ半数が卒業前年度の6月以前に募集を開始していることがわかった。また、企業が26卒の学生に内定を通知した時期を集計したところ、2025年4月が19.1%と最も高くなった。従業員規模別に見ても、おおむね3~5月に集中している。

このことから、採用の「入口(募集開始時期)」は企業ごとの採用戦略によって早期化・分散する一方、「出口(内定通知)」は学生の就職活動の進み方に合わせて、一定の時期に集中しやすいことがわかる。
調査結果
算出式:(内定通知が最も多かった月(最頻月)として集計されたプロジェクト数)÷(プロジェクト総数)

※1プロジェクトにつき最頻月1つのみでカウント。
※プロジェクト:ご契約ごとに作成されるsonar ATSの利用環境を指す。1企業につき1つ、またはご契約に基づき複数存在する。
※内定通知が1回以上あるプロジェクトを対象に算出。

調査概要

集計対象:「sonar ATS」に登録された2026年卒の新卒採用データ
集計期間:「sonar ATS」に登録された2026年卒の新卒採用スケジュールに則る
集計協力:クロス・マーケティング
調査主体:Thinkings
※本レポートの分析は、sonar ATSに蓄積されたデータをもとに、個別の企業や個人を特定できないよう統計的処理を施したうえで実施している。