2025年「転職者実態調査」 企業の中途採用意欲は高水準、転職者を優先したい企業は新卒優先の4倍超【厚生労働省調べ】
マスメディアン編集部 2026.10.02
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厚生労働省は、2025年「転職者実態調査」の結果を公表した。
「転職者実態調査」は、転職者の就業実態及び意識を受入事業所側、転職者側の両面から把握することを目的とし、5人以上の常用労働者を雇用する事業所約1万7000事業所とそこで働く転職者約1万3000人を対象に、2025年10月1日現在の状況について調査を実施したものである(前回は2020年に実施)。有効回答率は事業所調査で52.7%、個人調査で52.3%であった。
調査結果のポイントは、以下の通りである。
「転職者実態調査」は、転職者の就業実態及び意識を受入事業所側、転職者側の両面から把握することを目的とし、5人以上の常用労働者を雇用する事業所約1万7000事業所とそこで働く転職者約1万3000人を対象に、2025年10月1日現在の状況について調査を実施したものである(前回は2020年に実施)。有効回答率は事業所調査で52.7%、個人調査で52.3%であった。
調査結果のポイントは、以下の通りである。
事業所調査
(1)「一般労働者(いわゆるフルタイム労働者)がいる事業所」のうち、「転職者(※1)がいる事業所」割合は38.2%であり、「雇用期間の定め無しの転職者がいる事業所」は33.4%、「1年以上の雇用期間の定め有りの転職者がいる事業所」は11.0%となっている。(2)転職者を採用した理由(3つまでの複数回答)は、「管理的な仕事」及び「専門的・技術的な仕事」は、「経験を活かし即戦力になるから」及び「専門知識・能力があるから」の割合が多く、その他の職種は「離職者の補充のため」の割合が多い。
(3)転職者に対する「教育訓練を実施した」事業所割合は82.6%であり、このうち、実施した教育訓練の種類(複数回答)について、「計画的なOJT」が79.8%、「OFF-JT」が64.5%となっている。
(4)今後3年間に「転職者を採用する予定がある」事業所割合は63.6%であり、このうち、「転職者を優先して採用したい」が40.0%、「新規学卒者を優先して採用したい」が9.8%となっている。
個人調査
(1)転職者が直前の勤め先を離職した主な理由は、「自己都合」が81.3%と最も多い。「自己都合」による離職理由(3つまでの複数回答)は、「賃金が低かったから」が25.5%で最も多く、次いで「会社の将来に不安を感じたから」が25.2%、「満足のいく仕事内容でなかったから」が24.7%となっている。(2)転職者が現在の勤め先を選んだ理由(3つまでの複数回答)は、「仕事の内容・職種に満足がいくから」が40.2%で最も多く、次いで「自分の技能・能力が活かせるから」が38.4%、「労働条件(賃金以外)がよいから」が23.1%となっている。
(3)転職者の現在の勤め先における職業生活全体の満足度D.I.(※2)は、44.0ポイントであり、性別でみると男が45.8ポイント、女が42.2ポイント、現在の勤め先の就業形態でみると正社員が43.3ポイント、正社員以外が50.5ポイントとなっている。
※1:本調査の「転職者」とは、雇用期間の定めが無い又は1年以上の雇用期間を定めて雇用する一般労働者(いわゆるフルタイム労働者)のうち、当該事業所に雇用される前の1年間に他企業に雇用された経験のある者(移籍出向を含む)であって、2024年10月1日から2025年9月30日の間に雇用された者をいう。ただし、他企業に雇用された経験が、学生アルバイトおよび1カ月未満の臨時的な仕事のみである場合は含めない。
※2:本調査の「満足度D.I.」とは、「満足」又は「やや満足」と回答した転職者の割合から、「不満」又は「やや不満」と回答した転職者の割合を差し引いた値である。
