退職理由の本音は「やりがい不足」55.1%、企業に伝える理由は「健康問題」が最多【パーソルビジネスプロセスデザイン調べ】
マスメディアン編集部 2026.03.02
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パーソルビジネスプロセスデザインは、直近1年以内に退職を経験した会社員または公務員(全国の20~59歳男女)5100名を対象に「退職理由の本音に関する実態調査」を実施した。
人材の流動性が高まり、従業員が退職の意思表明をしてから実際に退職するまでの一連のプロセスである「オフボーディング」の重要性が指摘されるなか、退職者の声から組織課題を可視化する手法としてエグジットインタビューが注目されている。調査の結果、企業における従来型の形式的な面談では把握が難しい退職理由の本音や退職面談の実施状況が明らかになった。
・企業に伝えた退職理由は「自身のメンタル面・身体面での(健康)問題」が上位に
・「社外インタビュアーとの面談」では6割以上が本音で話せたと回答し、「人事との面談」を上回る
これらの結果から、従業員が「やりがい」「自己成長」を感じやすい仕組みの構築やキャリアの選択肢を拡充するような取り組みが求められていることがうかがえる。
※「最も当てはまる」「かなり当てはまる」「当てはまる」「少し当てはまる」「当てはまらない」の5段階で評価
人材の流動性が高まり、従業員が退職の意思表明をしてから実際に退職するまでの一連のプロセスである「オフボーディング」の重要性が指摘されるなか、退職者の声から組織課題を可視化する手法としてエグジットインタビューが注目されている。調査の結果、企業における従来型の形式的な面談では把握が難しい退職理由の本音や退職面談の実施状況が明らかになった。
■主な調査結果
・退職理由の本音は「仕事にやりがいを感じない」「キャリアの選択肢が少ない」が上位に・企業に伝えた退職理由は「自身のメンタル面・身体面での(健康)問題」が上位に
・「社外インタビュアーとの面談」では6割以上が本音で話せたと回答し、「人事との面談」を上回る
■調査結果の詳細
退職理由の本音は「仕事にやりがいを感じない」「キャリアの選択肢が少ない」が上位に
退職理由の本音を把握することを目的として全35項目について5段階評価(※)で回答を収集した。その結果、「最も当てはまる」「かなり当てはまる」「当てはまる」の合計で見ると、退職理由の「本音」は、「仕事にやりがいを感じない」が55.1%と最も多く、次いで「キャリアの選択肢が少ない」が54.7%、「自己成長が感じられない」が54.5%、「仕事の進め方が合わない」が52.7%、「会社の将来性への不安」が52.7%と上位に挙がった。これらの結果から、従業員が「やりがい」「自己成長」を感じやすい仕組みの構築やキャリアの選択肢を拡充するような取り組みが求められていることがうかがえる。
※「最も当てはまる」「かなり当てはまる」「当てはまる」「少し当てはまる」「当てはまらない」の5段階で評価

企業に伝えた退職理由は「自身のメンタル面・身体面での(健康)問題」が上位に
「自身のメンタル面での(健康)問題」が19.9%と最も多く、次いで「自身の身体面での(健康)問題」が16.9%、「仕事にやりがいを感じない」が14.5%、「会社の将来性への不安」が13.2%、「自己成長が感じられない」が12.4%と上位に挙がった。これらの結果から、職場内での心理的安全性の確保やメンタルヘルスケアに加えて、ワークライフバランスの実現を支援する取り組みも求められていることがうかがえる。
退職時に会社側から実施されたことは「上司との面談」が最多。
一方で本音を話せたのは「同僚との面談」「社外インタビュアーとの面談」が6割以上、「人事との面談」を上回る
退職時に実施されたことは「上司との面談」が58.5%と最も多く、次いで「人事との面談」が30.5%と続いた。一方で、面談等に本音で回答できたのは「同僚との面談」が67%で最多、「社外インタビュアーとの面談」が63.1%で続き、「人事との面談」(57.9%)や「上司との面談」(57.7%)を上回る結果となった。同僚や利害関係のない第三者が聞き手となることで心理的ハードルが下がったと考えられる。

調査概要
調査期間:2025年3月14日~2025年3月28日調査対象:直近1年以内に退職を経験した会社員または公務員(全国の20~59歳男女)5100名
調査方法:インターネット調査
