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厚労省、2024年4月からの「労働条件明示ルール改正」に備えるパンフレットを公開

マスメディアン編集部 2023.10.13

  • 政府
厚生労働省は、2024年4月1日からの労働条件明示ルールの改正に伴い、10月12日、改正内容についての詳細や注意すべきポイントを記載したパンフレットやQ&A、行政通達を公開した。
「労働基準法施行規則」と「有期労働契約の締結、更新および雇止めに関する基準」の改正に伴い、2024年4月1日より、労働条件明示のルールが改正される。この改正に伴い、厚生労働省は、10月12日、改正内容についての詳細パンフレットやQ&A、行政通達を公開した。

ルール変更により、新たに追加された明示事項は以下の3点。パンフレットではこれらの詳細や注意すべきポイントと共に、モデル労働条件通知書も掲載されている。

(1)就業場所・業務の変更の範囲
対象:すべての労働者
明示のタイミング:労働契約の締結時と有期労働契約の更新時

(2)更新上限の有無と内容(有期労働契約の通算契約期間または更新回数の上限)
※更新上限を新設・短縮しようとする場合、その理由をあらかじめ説明すること
対象:有期契約労働者
明示のタイミング:有期労働契約の締結時と更新時 

(3)無期転換申込機会、無期転換後の労働条件
※無期転換後の労働条件を決定するに当たり、他の正社員等とのバランスを考慮した事項の説明に努めること
対象:有期契約労働者
明示のタイミング:無期転換ルールに基づく無期転換申込権が発生する契約の更新時