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就活生・求職者の求める情報は企業の「働き方・人・職種」【PR Table調べ】

マスメディアン編集部 2023.09.29

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PR Tableは、2024年卒(2024年4月入社)の学生と転職経験のある社会人の計1096名を対象に、就職・転職活動の意思決定に寄与する「コンテンツ」実態調査を実施し、9月21日に調査結果を公開した。この調査から、求職者が「働き方、人、職種」に関する事例コンテンツを特に必要としていることがわかった。
PR Tableは、2024年卒(2024年4月入社)・内定承諾済みの学生と転職経験のある社会人の計1096名を対象に、就職・転職活動の意思決定に寄与する「コンテンツ」実態調査を実施し、9月21日に調査結果を公開した。

同調査は、2023年9月に、内定承諾済の学生517名と転職経験のある社会人579名を対象にインターネット調査にて実施された。調査結果は以下の通り。

調査結果

●就活で学生が感じているのは「自分の求める仕事や働き方ができるのか」という不安
就活を終えた24卒学生に「就職・転職の意思決定をする際に、どんなことに最も不安を感じましたか?」という設問を聞いたところ、回答が多かったトップ3は「自分が求める仕事ができるのか」「自分が求める働き方ができるのか」「どんな人たちと一緒に働けるのか」という結果となった。
●24新卒の80%以上が「キャリアや働き方の事例」が入社意向度に影響を与えると回答
そうした不安を感じている一方、「自分に合った職種、業界、企業を明確にするために、どんな情報が不足していると感じたことがあるか」という設問に対しては「どんな働き方があるのか」「どんな人が働いているのか」「どんな職種があるのか」という回答が上位に上がり、学生の不安を解消するコンテンツが不足しているという実態が見えてきた。
●学生の入社意向に影響を与えるのは「キャリアや働き方の事例」の有無、「採用サイトの情報」の更新性
また、80%以上の学生が「キャリアや働き方の事例コンテンツの有無が入社意向に影響を与える」と回答し、半数以上の学生が、「採用サイトの情報が古いままで更新されていないと入社の意向度が下がる」と回答した。
●70%以上の学生が求人媒体や口コミサイト以外に情報を求め、企業名や職種を「検索サイト」で調べている
企業情報を求人媒体や口コミサイトに加えて「検索サイト」から調べる学生は70%以上にのぼり、特に企業名・職種に関するワードで検索するという実態が見えてきた。
●企業情報を深く知りたいと思った時「動画」より「テキスト」を選ぶ
デジタルコンテンツの形式について適切な手法を聞いたところ、「キャリア・働き方の事例」「働き方・制度について」などいずれのカテゴリにおいても企業情報を深く知りたいと思った時には「動画」よりも「記事」コンテンツが望ましいという回答が得られた。
求職者が「働き方、人、職種」に関する事例コンテンツを特に必要としているという結果から、最近の就活は能動的に情報を検索することで「企業探し」から「事例探し」へと行動が変化してきている傾向が見えてきたと同社は言及する。その背景として、ジョブ型への移行や職種の多様化、働き方の選択肢の増加により、失敗したくない、自分で仕事や働き方を選びたいという意向も調査から明らかになった。

また知りたい情報によってテキストと動画に求めるものが異なり、より深く企業について調べたい時にはテキストコンテンツを求めているとわかった。