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2023年「働きがいのある会社」若手ランキング、「報酬・利益分配・能力開発」の充実度が高い企業が上位に【GPTWジャパン調べ】

マスメディアン編集部 2023.07.28

  • 働き方改革
GPTWジャパンは、7月26日、2023年版 日本における「働きがいのある会社」若手ランキングを発表した。同社が発表する「働きがい認定企業」の中から、特に若手の働きがいに優れた企業を、規模別に上位5社選出している。2023年版の企業規模ごとの第1位は、レバレジーズグループ・フロンティアホールディングス・Aphros Queenの3社となった。
「働きがいのある会社」に関する調査・分析を行うGreat Place To Work® Institute Japan(GPTWジャパン)は、2023年版・日本における「働きがいのある会社」若手ランキングを、7月26日に発表した。

同ランキングは、日本で2020年に新設されたランキングで、今回が4回目の発表となる。「働きがい認定企業」の中から特に若手の働きがいに優れた企業を、規模別に上位5社選出している。なお、「働きがい認定企業」は、2021年7月から2022年9月の間の調査をもとに選出される。ランキング参加企業にアンケート調査を実施し、その結果が一定レベルを超えた会社を「働きがいのある会社」として世界約60カ国で発表する。その中から、「若手の従業員アンケートの結果」「若手従業員比率などの基本会社データ」の2点をもとに、若手ランキングを評価している。

各部門(従業員規模別)の第1位~第5位は以下の通り。

2023年版 日本における「働きがいのある会社」若手ランキング

大規模部門(1000人以上)
1位(1)レバレジーズグループ (サービス業(他に分類されないもの))
2位(3)アメリカン・エキスプレス (金融業、保険業)
3位(2)セールスフォース・ジャパン(情報通信業)
4位(4)ディスコ (製造業)
5位(5)プルデンシャル生命保険 (金融業、保険業)

中規模部門(100-999人)
1位(-)フロンティアホールディングス(不動産業、物品賃貸業)
2位(4)アチーブメント(学術研究、専門・技術サービス業)
3位(2)コンカー(サービス業(他に分類されないもの))
4位(3)CKサンエツ(製造業)
5位(-)プレシャスパートナーズ(サービス業(他に分類されないもの))

小規模部門(25-99人)
1位(-)Aphros Queen(サービス業(他に分類されないもの))
2位(-)ENERGIZE(学術研究、専門・技術サービス業)
3位(-)RERISE(不動産業、物品賃貸業)
4位(3)新経営サービス(学術研究、専門・技術サービス業)
5位(-)ミクセル(卸売業、小売業)

※順位横()内は選出回数

ランキング傾向の解説

(1)若手ランキングへのランクイン企業(以下ランクイン企業)のスコアは前年(2022年版)より向上した。特に「報酬」「利益分配」「能力開発」の充実度が高い企業がランクインしている。
(2)ランクイン企業と認定に満たなかった不認定企業との若手スコア比較では、「仕事に行くことが楽しみ」という実感の差異が最も大きい。この設問は、「自分らしくいられる」「安心して働ける」という心理的安全性に関する設問との相関が高い。

(3)ランクイン企業と認定に満たなかった不認定企業との若手スコアを比較したところ、特に差異が大きかったのは「仕事を楽しみにしている」「報酬」「人員配置」だった。年齢別に見ると、25歳以下は「長期勤続意欲」「特別な意味の実感」(「誇り」に関する設問)の差異が大きく、26歳から34歳は経営・管理層の「言行一致」「運営能力の高さ」(「信用」に関する設問)の差異が大きい。