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コミュニケーションの増減が、働く意欲に影響【クロス・マーケティング調べ】

マスメディアン編集部 2023.07.14

  • 業界動向
クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「労働意欲と労働環境の変化に関する調査(2023年)」を実施し、その結果を7月12日に発表した。同調査から、コロナ禍と比べて、2023年7月現在は仕事のモチベーションが上がったと回答する人が増えていることがわかった。その背景として、「マスクを外したことで表情がわかるようになった」など、コミュニケーションの変化による影響が見られた。
クロス・マーケティングは、全国20歳~69歳の男女を対象に「労働意欲と労働環境の変化に関する調査(2023年)」を実施し、7月12日に、調査結果を発表した。この調査結果では、労働意欲と労働環境について、コロナ禍からの変化を分析している。調査結果は以下の通り。

4人に1人が、コロナ禍の期間と比べて働き方に変化を感じている
コロナ禍の期間と比べた働き方の変化を尋ねたところ、4人に1人がコロナ禍期間と比べて「働き方に変化があった」と回答した。また、年齢別に見ると、20代は約3人に1人と多い。
身の回りの変化「無人販売やセルフサービスのお店が増えた」がトップ
身の回りの「働く環境」で感じる変化を尋ねたところ、「無人販売やセルフサービスのお店が増えた」がトップとなった。次いで「飲食店などで、手が足りていないなと思うことが増えた」、「自分の職場で人手が足りなくなった」が続く。
コロナ禍より、2023年7月現在の方が仕事へのモチベーションが高い傾向に
コロナ禍と現在との持ちページションについて尋ねたところ、コロナ禍に仕事のモチベーションが高かった人は31.8%となった。そして、現在の仕事のモチベーションが高い人は47.7%と半数近くに及んだ。
コミュニケーションの変化が、仕事のモチベーションに影響
コロナ禍と比べて仕事のモチベーションが上がった理由としては「マスクを外したことで表情がわかるようになった」「プライベートが充実した」などが、モチベーションが下がった理由としては「コミュニケーションの変化」「出社が増えて時間に余裕がなくなった」などが影響していると考えられる。
仕事に対する不安ごとでは「働き方の変化についていけない」、「人との距離感が難しくなった」などの社会の変化に対するものや、「労働時間の増加」、「人手不足」など労働環境に関する不安の声があがった。

調査項目

・属性設問
・コロナ禍と比べた働き方の変化
・コロナ禍での仕事に対するモチベーション
・今の仕事に対するモチベーション
・コロナ禍と比べた仕事に対する気持ちの変化
・身の回りの働く環境の変化
・仕事に対する心配・不安ごと

調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2023年7月7日~7月9日
有効回答数:本調査1100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある