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2025年就活生調査、学生の関心は「業界の持続可能性」に【揚羽調べ】

 2023.07.03

  • 新卒採用
揚羽は、2023年4月から5月に、2025年卒業予定(2025年新卒入社予定)の大学生を対象に「就活生調査」を実施し、その結果を6月29日に発表した。この調査から、学生の関心は「業界の持続可能性」に寄せられていることがわかった。
揚羽は、2023年4月から5月に、2025年卒業予定の大学生を対象に「就活生調査」を実施し、その結果を6月29日に発表した。学生が企業選びで重視する項目と、それらの項目において学生が高く評価した企業を公開している。

この調査はWebアンケートで実施されており、有効回答人数は702人。企業の採用ブランド力を測定し、求める学生の志向傾向を明らかにすることによって各社の採用課題を探ることを目的として実施された。調査結果は以下の通り。

「就職活動において重視している項目」ランキング
本調査では、企業の魅力の要素である「業界・個社・仕事・キャリア・人/社風」の5つの項目について合計25項目の質問を設定。回答者が任意で選択した企業に対するイメージについて「まったく思わない」から「とても思う」の4段階で集計している。また、上記25項目のうち「回答者が就職活動において重視している項目5つ」の回答から、就職活動中の学生が企業を選択する上で重要だと考える要素を調査した。

その結果、「社会的な影響力がある(45%)」「成長が見込めるビジネスを行っている(44%)」「世の中に新たな価値を生み出している(39%)」「世の中になくてはならないビジネスを行っている(35%)」という項目が特に重視されていることがわかった。
いずれも「業界・個社・仕事・キャリア・人」の中で「業界」に関する魅力であり、就活早期に学生は業界という広い視野で企業を検討する傾向が見られた。

重視項目が高評価のトップ10社
重視されるトップ3の項目について、各社のスコアを比較し、スコアの高い企業上位10社は以下の通り。
同社は、学生が自身のキャリア選択において、従来の給与や仕事内容だけでなく、その企業の社会的な影響や貢献度、ビジネスモデルの持続可能性などを強く意識するようになっていると言及する。また、就活を始めて間もない時期は、給与や仕事内容といった企業個別の情報よりも、その業界にどんな魅力があるのかといった情報を拾いにいく傾向がある。その結果、今回のように「社会的な影響力がある」「成長が見込める」「新たな価値を生み出している」といった項目が上位に名を連ねたと分析した。