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人事担当者の7割が、「求める人材からの応募獲得」に苦戦【東海ビジネスサービス調べ】

マスメディアン編集部 2023.05.12

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東海ビジネスサービスは、4月27日、全国の人事責任者・人事担当者1009人を対象に、「人事担当から見た採用の課題」に関するインターネット調査を実施した。この調査から、人事担当者の7割が「求める人材が来ない」という課題を抱えていることがわかった。
東海ビジネスサービスは、4月27日、全国の人事責任者・人事担当者1009人を対象に、「人事担当から見た採用の課題」に関する調査を実施した。同調査は、3月13日から14日の期間、インターネット調査にて実施された。

調査の結果、人事担当者の7割が「求める人材が来ない」という課題を抱えていることがわかった。調査結果の詳細は以下の通り。

【採用活動の課題】1位は「求める人材が来ない」
はじめに、人事責任者を対象に採用活動において、企業がどのような課題を抱えているのかを調査した。「現在、採用活動において課題と感じていることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「求めている人材が来ない(71.2%)」と回答した方が最も多かった。次いで「応募が来ない(41.0%)」「辞退率が高い(31.7%)」と続く。
7割以上が、企業と求職者のミスマッチが課題と感じていることがわかった。また、そもそも応募が来ないという悩みを抱える企業も4割を超えており、人材不足は深刻な問題であると、同社は言及する。

多くの企業が採用活動で利用するのは「中途向け就活エージェント」「ハローワーク」「新卒向け就活エージェント」
次に、「現在、最も力を入れている採用を教えてください」と質問したところ、「中途採用(54.2%)」と回答した方が最も多く、次いで「新卒採用(40.5%)」「紹介採用(4.9%)」と続いた。約半数の企業が中途採用に力を入れており、即戦力を採用したい企業が多いことがわかる。
また、「採用活動の際に利用して成果が上がったものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「中途向け就活エージェント(38.1%)」と回答した方が最も多く、次いで「ハローワーク(29.8%)」「新卒向け就活エージェント(27.3%)」と続いた。

さらに、今後取り組みたい採用活動について尋ねたところ、以下のような回答が得られた。この結果から、今後はスキルマッチングやSNSを活用して採用活動に取り組みたいと検討している企業の様子が見られた。

採用活動において、今後取り組みたいこととは?
・SNSの活用(40代/男性/東京都)
・ヘッドハンティング(50代/男性/神奈川県)
・副業を認める(50代/男性/東京都)
・スキルマッチング(50代/男性/東京都)

約6割の企業が採用においてSNSを利用している
そこで、「採用活動において、SNSを活用していますか?」と質問したところ、「活用している(59.6%)」「以前、活用していた(9.6%)」「活用したことはない(30.8%)」という回答結果になった。約6割の企業がSNSを活用しており、SNS採用が浸透していることが読み取れる。
一方で、以前活用していた、活用したことはないと回答した方がいた。前の質問で、「以前、活用していた」「活用したことはない」と回答した人に「採用活動においてSNSを活用していない(もしくは活用をやめた)理由を教えてください」と質問したところ、「効果がないと思っている(27.0%)」と回答した方が最も多く、次いで「活用方法がわからない(21.3%)」「手間がかかる(18.9%)」と続いた。

なお、「SNSを活用している」と回答した人に、「現在使用しているSNSを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「Twitter(61.1%)」と回答した方が最も多かった、次いで「Instagram(49.1%)」「Facebook(42.8%)」「LINE(41.1%)」「YouTube(33.6%)」と続いた。Twitterを使用している人が6割以上と多く、「リツイート」や「いいね」などで企業の認知度向上が期待できるSNSであると、同社は言及した。