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「どうしたら顧客を幸せにできるか?」という問いが社員のやりがいを刺激する【Hakuhodo DY Matrix、SIGNING調べ】

 2022.12.09

  • 働き方改革
Hakuhodo DY MatrixとSIGNINGは、11月25日、「ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?」をテーマにした調査レポート「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」を公開した。同レポートは、9月12日から13日の間、インターネット調査によって実施された、経営者317名とマーケティング担当者200名を対象とするウェルビーイングについての意識・実態調査をもとに作成。今回の調査から、実際にウェルビーイングをマーケティングに導入していると回答した人たちは、やりがいやモチベーションが刺激されるだけでなく、チームの雰囲気を良化させ、より主体的に課題に取り組むなど、次々にポジティブな変化を起こしている実態が明らかになった。
Hakuhodo DY MatrixとSIGNINGは、11月25日、「ウェルビーイングはビジネスを成長させるのか?」をテーマにした調査レポート「ザ・ウェルビーイングレポートVol.2」を公開した。

同レポートは、経営者317名とマーケティング担当者200名を対象に行われたウェルビーイングについての意識・実態調査を、慶應義塾大学の宮田裕章教授(Hakuhodo DY Matrixフェロー)の監修のもと作成している。調査は9月12日から13日の間、インターネット調査によって実施された。

同レポートのテーマは「ビジネス×ウェルビーイング」。今回の調査から、実際にウェルビーイングをマーケティングに導入していると回答した人たちは、やりがいやモチベーションが刺激されるだけでなく、チームの雰囲気を良化させ、より主体的に課題に取り組むなど、次々にポジティブな変化を起こしている実態が明らかになった。レポートの概要は以下の通り。

●ウェルビーイングをビジネスに導入しているのは、認知者の3割程度
経営者・担当者は、ウェルビーイングに対して「心身の健康」「仕事・プライベートの両立」など、さまざまな可能性を感じている一方で、実際にビジネスに導入しているのは3割程度となった。興味や関心があっても、「本当に成果が出るのかわからない」といった理由で様子見しているのが現状と言える。
●ウェルビーイングをマーケティングへ活用している人たちは、仕事への満足度が高く、次々とポジティブな変化を連鎖させている
ウェルビーイングをマーケティングに活用している人たちを分析していくと、仕事への満足度が高い傾向が見られた。その理由を分析すると、「どうしたら顧客を幸せにできるか?」という大きな問いを考えるなかで、創造性が刺激されるとともに、よい仕事をしている手ごたえを感じ、仕事へのやりがいとモチベーションが刺激されているという実態が見えてきた。
また、興味深いのは、この高いモチベーションが、周囲の社員や経営者にも伝播し、チーム・社内の雰囲気も良くなり、主体的に課題に取り組む様子が見られた。次々とポジティブな変化が連鎖的につながっていくことを、同レポートでは「ウェルビーイング・バリューチェーン」と名付けている。
●「顧客の幸せ」を改めて見つめなおせば、新しいビジネスチャンスが見えてくる
ウェルビーイングをビジネスに導入し、ポジティブな変化を連鎖させていくためにまず取り組むべきことは、「顧客の幸せを改めて考えること」としている。顧客の多様な幸せを把握し直すことで、顧客の意外な人間性が見え、ビジネスの新たなアイデアが見つかるきっかけになると言及した。同レポートではオリジナル発想法「七福神の眼(スコープ)」を用いて、娯楽施設ユーザーと化粧品ユーザーの幸福観を捉えなおしたビジネスアイデアを公開している。