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労働力調査結果2022年7~9月期、正規職員・従業員数が前年同月比21万人減【総務省統計局調べ】

 2022.11.11

  • 政府
総務省統計局は、11月8日、2022年7~9月期の労働力調査の平均結果を公表した。役員を除く雇用者5706万人のうち、正規の職員・従業員は3586万人と、前年同期に比べ21万人の減少。2期ぶりの減少となった。また、非正規の職員・従業員は2120万人と、49万人増加し、3期連続の増加となる。
総務省統計局は、11月8日、2022年7~9月期の労働力調査の平均結果を公表した。

■正規、非正規の職員・従業員
役員を除く雇用者5706万人のうち、正規の職員・従業員は3586万人と、前年同期に比べ21万人の減少。2期ぶりの減少となった。また、非正規の職員・従業員は2120万人と、49万人増加し、3期連続の増加となる。

非正規の職員・従業員について、現職の雇用形態についた主な理由別に見ると、「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした人が695万人と、前年同期に比べ29万人の増加。また、「家計の補助・学費等を得たいから」とした人が377万人と、6万人減少した。「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした人は211万人と、2万人の減少となった。

■失業者(失業期間別)
失業者は200万人と、前年同期に比べ12万人の減少した。失業期間別にみると、失業期間が「3カ月未満」は77万人と、5万人の増加。「1年以上」は64万人となり、5万人の減少となった。
 
就業者、失業者
■非労働力人口(就業希望の有無別)
非労働力人口は4058万人と、前年同期に比べ60万人の減少した。このうち就業希望者は228万人と、17万人減少している。なお、就業希望者について、求職活動をしていない理由別にみると、「適当な仕事がありそうにない」が82万人と、前年同期に比べ3万人減少した。

■未活用労働(*)
就業者6748万人のうち、追加就労希望就業者は174万人と、前年同期に比べ49万人の減少。非労働力人口4058万人のうち、潜在労働力人口は36万人と、前年同期に比べ1万人減少した。 未活用労働指標のなかで、最も包括的に未活用労働を捉えた未活用労働指標4(LU4)は5.9%と、前年同期に比べ0.9ポイント低下した。
非労働力人口、未活用労働
*未活用労働:労働需給のミスマッチなどにより,就業に関するニーズが満たされていない状態にある人たちを指す概念。時間関連不完全就業(Time-related underemployment)、失業(Unemployment)および潜在労働力(Potential labour force)の3つの尺度で測定される。