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インフルエンサーの好感度を左右するのは「やらされ感」【WOMマーケティング協議会調べ】

マスメディアン編集部 2021.03.15

  • 業界動向
WOMマーケティング協議会は、ソーシャルメディア上のインフルエンサーへのフォローとアンフォローについての調査を行った。その結果、「ビジネス感」「宣伝させられている感じ」「わざとらしさ」などがあるとインフルエンサーの好感度が下がることが分かった。
日本のWOM(Word of Mouth=クチコミ)マーケティングの発展を目指すWOMマーケティング協議会は、この度ソーシャルメディア上のインフルエンサーへのフォローとアンフォロー(フォロー中止)についての調査(対象者20-39歳男女)を行い、結果を発表した。

●フォローしているインフルエンサーが1人以上いる人は57%。そのうち、アンフォローしたインフルエンサーがいる経験のある人が31%。

●アンフォロー理由として「関心がなくなった、飽きた」「面白くなくなった」など関心の低下が多いが、「お金目当てと思われる投稿が目立った」「ステマ(ステルスマーケティング)をやっていると思えた」などインフルエンサーマーケティングに関連する項目も理由になっていた。

● フォローした当初に比べて変わったと感じる点として「商品やサービス紹介ばかりになった」「お金目当ての投稿が増えた」と答える人も少なくなかった。
また、インフルエンサーマーケティング(インフルエンサーによる商品やサービスの紹介行為)について、どんな紹介の仕方が良いと感じ、どんな紹介の仕方が嫌だなと感じるか尋ねました。
するとフォロワーは「商品やサービスの魅力の分かりやすさ」「実際に使いながら紹介」「楽しそうに使う」などを良いと思い、「ビジネス感」「宣伝させられている感じ」「わざとらしさ」などがあると嫌だと思うことが分かりました。

これらの結果から、インフルエンサーによる商品やサービス紹介はその「良さ」がフォロワーに感じられている反面、「やらされ感」ともいえる不自然な紹介の仕方や過度な投稿がフォロワーの離反を招き、アンフォローにつながりかねないこともわかりました。インフルエンサーや広告主が心に留め置かなければならない事項だと考えられます。

その他、詳細な調査結果はWOMマーケティング協議会のWebサイトに掲載されている。