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国際デザイン協議会「デザイナー職務行動規範」を更新

マスメディアン編集部 2021.02.26

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JAGDAは、ICoD(国際デザイン協議会)が公開している「デザイナーの職能規範」の更新版の和訳を公開した。ICoDは、近年「プロフェッショナリズム」の推進に注力しており、コロナ禍という世界的な危機においても、デザイナーが足元を見つめ直すことで、よりレジリエントな存在となることを願って改訂したという。
JAGDAは、ICoD(国際デザイン協議会)が公開している「デザイナーの職能規範」「コンペの運営」「コンペの審査」などに関するベストプラクティスの一部資料の和訳を更新、同法人Webサイトにて公開した。

今回更新されたのは、「デザイナー職務行動規範」という文書。ICoDは、近年「プロフェッショナリズム」の推進に注力しており、コロナ禍という世界的な危機においても、デザイナーが足元を見つめ直すことで、よりレジリエントな存在となることを願って改訂したという。

この文書は、強制力のあるルールではなく、デザイナーが自らを定義し、律するための参考基準。多くのデザイナーが自己定義や理念を携え、またそれを広く共有することで、社会にもデザイナーという職能の定義や役割が浸透していくことを目指している。デザイナーの地位向上を目指す前提のもと「禁止すべきこと」「禁止とは言えないものの、すべきでないこと」「モラルとして守るべきこと」「社会へ、自己へ、自ら働きかけるべきこと」といった様々な要素が混在している。JAGDA国際委員会は、「ご自身の活動と照らし、整理しながらお読みいただければと思います」と呼びかけている。