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東京ビジネスデザインアワード 最優秀賞は「オンデマンド印刷の新しいカタチ−視覚と触覚で楽しむプロダクト」

マスメディアン編集部 2021.02.15

  • 業界動向
日本デザイン振興会は、2月10日、企業とデザイナーのマッチングを目指す、企業参加型のデザイン・事業提案コンペティションである東京ビジネスデザインアワードの受賞作品を発表した。最優秀賞には井下恭介・増谷誠志郎(デザイナー/SANAGI design studio)の「オンデマンド印刷の新しいカタチ−視覚と触覚で楽しむプロダクト」が選ばれた。各テーマ賞のデザイン提案については、テーマ企業とデザイナーの間で提案の事業化・製品化に向けた検討が始まっているという。
日本デザイン振興会は、2月10日、2020年度の東京ビジネスデザインアワードの受賞作品を発表した。同アワードは、企業とデザイナーのマッチングを目指す、企業参加型のデザイン・事業提案コンペティション。2012年に開始し9回目となる本年度は、企業から示されたテーマに対し、コロナ禍にもかかわらず初年度以来2番目に多い170件の提案が全国のデザイナーから寄せられた。これらの提案から審査委員会による審査を経て、7件の提案がテーマ賞として選出された。

最優秀賞には井下恭介・増谷誠志郎(デザイナー/SANAGI design studio)の「オンデマンド印刷の新しいカタチ−視覚と触覚で楽しむプロダクト」、優秀賞には清水覚(プランナー/オクノテ)の「東屋(azumaya)ビジネスデザインプロジェクト」、井下恭介・増谷誠志郎(デザイナー/SANAGI design studio) の「特殊ラベル印刷技術を用いた新しい遊び体験の提案」がそれぞれ選ばれた。

最終審査結果は以下の通り。

●最優秀賞(1件) [賞金 50 万円]
提案名:オンデマンド印刷の新しいカタチ−視覚と触覚で楽しむプロダクト
提案者:井下恭介・増谷誠志郎(デザイナー/SANAGI design studio)
テーマ:42億色を鮮やかに表現する「オンデマンド印刷技術」
内 容:メタリック印刷によりきらめきを表現したさかなかるた
企 業:株式会社千葉印刷(渋谷区)
●優秀賞(2件) [賞金 各 10 万円]
提案名:東屋(azumaya)ビジネスデザインプロジェクト
提案者:清水覚(プランナー/オクノテ)
テーマ:精密な柄合わせと職人芸が光る「革製品製造技術」
内 容:マーケティング・ブランド観点の課題解決と、既存商品のリブランディング
企 業:有限会社東屋(墨田区)

提案名:特殊ラベル印刷技術を用いた新しい遊び体験の提案 提案者:井下恭介・増谷誠志郎(デザイナー/SANAGI design studio)
テーマ:確かな課題解決力で培われた「シール・ラベル印刷加工技術」
内 容:家の中で考古学者気分を味わえる化石発見シール
企 業:株式会社日本ラベル(板橋区)

今回、コロナ禍におけるライフスタイルの変化やサスティナブルな企業活動など、時代のニーズに対応した提案内容も多くみられた。各テーマ賞のデザイン提案については、テーマ企業とデザイナーの間で提案の事業化・製品化に向けた検討が始まっているという。