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花王、2021年より新しい目標管理手法「OKR」導入を発表

マスメディアン編集部 2020.12.09

  • 働き方改革
花王は、2021年1月からOKR(Objectives and Key Results、目標と成果指標)とよばれる目標管理手法をグローバルで実施すると発表した。同手法はGoogleやメルカリでも採用されている。花王は目標として「活動生産性2倍」を掲げており、その結果が注目される。
花王は、2021年度から2025年度までの5年間を対象とした「花王グループ中期経営計画 K25」の一環として、人事評価における成果主義を見直し、OKR(Objectives and Key Results、目標と成果指標)という目標管理手法を導入すると発表した。

OKR(Objectives and Key Results、目標と成果指標)は、Googleやメルカリなどでも取り入れられている目標管理の手法。企業、部門、チーム、個人という階層ごとに、目標(Objectives)と、目標の達成度を測るための成果指標(Key Results)を設定する。目標は100%の達成が困難に思われるような難易度で、成果指標は数値として測定できるように設定する。また、部門・チーム・個人の目標は、企業の目標を細分化することで設定されるため、企業としての目標を全社で共有できるというメリットがある。

花王は、「社員活力の最大化」という目的に対し、目標として「活動生産性2倍」、成果指標として「挑戦と貢献度に応じたフェアな報酬(グローバル全社員によるOKR活動実践)」、「外部人材の積極的登用と協業成果倍増」、「デジタル花王への抜本改革(2023年完了)」の3つを掲げている。