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「イクメン企業アワード2020」グランプリは技研と積水ハウス

マスメディアン編集部 2020.10.28

  • 働き方改革
厚生労働省の委託事業「イクメンプロジェクト」は、「イクメン企業アワード2020」のグランプリに技研製作所と積水ハウスの2社を選出したと発表した。
厚生労働省の委託事業「イクメンプロジェクト」は、「イクメン企業アワード2020」の受賞企業と「イクボスアワード2020」の受賞者を発表した。

これらのアワードは、育児を積極的に行う男性=「イクメン」を応援し、男性の育児休業取得を促進する「イクメンプロジェクト」の一環として、働きながら安心して子どもを産み育てることができる労働環境の整備推進を目的に、企業や個人を表彰するもので、今年で8回目を迎える。「イクメン企業アワード」は、男性従業員の育児と仕事の両立を推進し、業務改善を図る企業を表彰するもので、今回は36社の応募の中から、グランプリ2社、奨励賞1社、理解促進賞1社、特別賞2社が選定された。また、今回が7回目となる「イクボスアワード」は、部下の仕事と育児の両立を支援する管理職=「イクボス」を企業からの推薦によって募集し、表彰するもので、今回は48人の応募の中から、グランプリ2人、奨励賞1人が選定された。

■「イクメン企業アワード2020」受賞企業とその主な取り組み(五十音順)

グランプリ(2社)
株式会社技研製作所(高知県)
・全社員を対象に「男性育休に関する知識・意識調査」を実施し、調査結果に基づく取り組みを推進
・取り組みの結果、2019年度の男性の育児休業の平均取得日数は110.2日と高い水準に

積水ハウス株式会社(大阪府)
・男性従業員の配偶者出産後3年以内に1ヶ月以上の取得を目指す同時に「イクメン休業」制度を制定
・「イクメン白書」や「イクメンフォーラム」などの取り組みを通じ、男性の育児休業取得に関する社会全体の機運情勢に貢献

奨励賞(1社)
双日株式会社(東京都)
・保育料補助やベビーシッター費用助成、時短フレックスなどの多様な両立支援制度
・社内の全部長職を対象としたイクボス研修の実施

理解促進賞(1社)
江崎グリコ株式会社(大阪府)
・子の出生後6ヶ月以内に1ヶ月の取得を必須とする「Co育てMonth」など独自の有給休暇制度
・社会活動として「一緒に子育てする」ことを支援する「Co育てPROJECT」の展開

特別賞(2社)
(コロナ対応)日本航空株式会社(東京都)
・迅速なコロナ下における出社や勤務に関するガイドライン策定・業務プロセス改革
・社内イントラネットでの男性向けの育児関連制度の解説や問い合わせ窓口の紹介

(地方特別)株式会社プロトソリューション(沖縄県)
・社内報への育児休業取得フローの紹介や男性育児休業取得者の経験談の掲載
・月10日以内(週2~3日)・月80時間以内の「半育休」創設など社員ニーズを汲み取った独自制度を構築、推進
 
■「イクボスアワード2020」受賞者(五十音順)

グランプリ(2人)
社会福祉法人スプリング 大久保 友紀子 氏
株式会社スープストックトーキョー 西谷 達彦 氏

奨励賞(1人)
株式会社ビースタイルホールディングス 松浦 修治 氏

表彰式は、11月20日(金)に開催する「イクメン推進シンポジウム」の中で行われる。シンポジウムはオンラインで誰でも参加可能で、受賞企業などが参加するパネルディスカッションなども行われる予定だ。