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日本の「広告信頼度」は低水準【シノ・ジャパン調べ】

マスメディアン編集部 2020.09.24

  • 業界動向
データプラットフォームを開発するSyno Japan(シノ・ジャパン)が発表した「40カ国広告信頼度グローバル調査」の結果によると、日本は他国と比べると、ニュースコンテンツの信頼度が低く、2019年と比べ、日本におけるほぼ全ての媒体の信頼度が悪化したが、とくにテレビのニュースチャンネルのコンテンツに対する信頼度が悪化していた。
データプラットフォームを開発するSyno Japan(シノ・ジャパン)は、「40カ国広告信頼度グローバル調査」を実施した結果を発表した。

世界で最大規模のメディア市場を持つ40カ国を選別し、各国の一般消費者40,000人に対して、「コンテンツへの信頼度」、「広告への信頼度」、「信頼度と購入意識の関係性」について尋ね、信頼度を算出した。新型コロナウィルスが及ぼした影響に加え、2019年度と2020年度のNTSを比較することで各国のコンテンツや広告を一般消費者がどう感じているか、そしてどう推移したかを把握することができるという。

調査結果の概要としては、日本は他国と比べると、ニュースコンテンツの信頼度が低く、2019年と比べ、日本におけるほぼ全ての媒体の信頼度が悪化したが、とくにテレビのニュースチャンネルのコンテンツに対する信頼度が悪化した。一方、オンラインメディア(検索エンジンページ、SNS、YouTubeなどのコンテンツ)の信頼度は高まる傾向にあるという。
また、コロナウイルスに関する信頼できるニュースの出典(ソース)」への日本における信頼度では、1位が新聞(全国紙)となっており、最下位が雑誌という結果が出た。

この傾向は2019年から継続するもので、日本のメディア・広告業界は他国と比べて厳しい状況にあり、消費者との間の信頼問題に大きく直面しているとシノ・ジャパンは述べている。今年度のメディア/広告の信頼性調査の結果をまとめたホワイトペーパーは近日公開予定。