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企業広報大賞はユニ・チャーム、タブー視されがちなテーマを問題提起

マスメディアン編集部 2020.08.04

  • 業界動向
経済広報センターは、2020年(第36回)の「企業広報大賞」にユニ・チャームを選出したと発表した。同社は女性のQOL向上を年度目標に掲げ、世の中へ問題提起をする全社的なプロジェクトを実施しており、「女性が生理を隠さなくてよい社会をつくる」というメッセージは多くのメディアにも取り上げられた。
経済広報センターは、2020年(第36回)の「企業広報賞」の受賞企業・受賞者を発表した。同賞は、社会から期待され求められているものを見極め、広報活動を通じて企業活動の的確な情報を発信・伝達し、社会に貢献しているかどうかを選考基準としている。

企業広報大賞にはユニ・チャームが選出された。女性のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上を年度目標に掲げ、世の中へ問題提起をする全社的なプロジェクトを始動。「女性が生理を隠さなくてよい社会をつくる」というメッセージ性が社会に受け入れられ、多くのメディアにも取り上げられた。広報部門も、インフルエンサーを活用したSNSを中心とする広報活動や、ユーザーを巻き込んだ商品パッケージのデザイン開発、社内外のステークホルダーとの積極的な対話による理念の浸透など、既存の枠にとらわれない活動への転換が功を奏し、タブー視されていた報道されにくいテーマが、朝のニュース番組や新聞の第一面を飾るなど成果も高く評価された。

「企業広報経営者賞」には、「キリンホールディングス」の磯崎功典代表取締役社長と「エステー」の鈴木貴子取締役兼代表執行役社長が選出されている。