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メルカリ、最適な働き方を検証する「メルカリ・ニューノーマル・ワークスタイル」のトライアルを開始

マスメディアン編集部 2020.07.02

  • 働き方改革
メルカリとメルペイは、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた新しいワークスタイル「メルカリ・ニューノーマル・ワークスタイル」の確立を目指し、2020年7月1日よりトライアルを開始した。トライアル期間中は、画一的な形式での働き方は設定せず、個人・チームの裁量に合わせてリモート/出社の有無、および出社時間・頻度など自由に選択可能にするなど、組織の多様性に合わせた新たな働き方の検証を行う。適用期間は2020年9月30日までを予定している。
メルカリとメルペイは、新しいワークスタイル「メルカリ・ニューノーマル・ワークスタイル」の確立を目指し、2020年7月1日よりトライアルを開始した。

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中、メルカリ・メルペイでは2020年2月19日より、原則在宅勤務の導入、および社内外における会議をオンラインで実施するなど感染防止対策に取り組んできた。その後、2020年5月25日の「緊急事態宣言」の解除を受け、「新しい生活様式」が提唱され経済活動と感染拡大防止のバランスを保つことが求められているなか、メルカリ・メルペイでは、ニューノーマルな時代の新しいワークスタイルの確立を目指している。期間中実施した社内サーベイによると、リモートワークによる在宅勤務環境において短期的にチームや個人の生産性は上昇するなど一定の効果が見られましたが、中長期的な生産性への影響は未知数であり、また新型コロナウイルスの感染の影響についても解明されていない点はまだあり、基礎疾患がある社員などへの配慮も必要と考えている。

そのため、国およびオフィス所在地の自治体など行政からの指示・要請に従う前提のもと、7月よりオフィスへの出社を可能とするものの、画一的な形式ではなく、リモート/出社の有無、および出社時間や出社頻度に制限をつけず、個人・組織の生産性最大化に向けて各チームや部門毎に議論をしながら最適な働き方を検証する。トライアル期間中は、独自に定めたガイドラインに準拠しつつ、組織文化への影響、個人評価、チーム成果などを慎重に検証しながら新たなワークスタイルの確立を目指す。

また、メルペイでは、新たな働き方の実験・検証をするプロジェクト「merpay work lab」を開始し、「いつでも、どこからでも働けること」を目指して、様々な働き方のパイロットでのトライアル・検証を行う。
「merpay work lab」イメージ画像
メルカリグループでは、今後も新しい働き方に関する取り組みを推進し、また検証によって得た知見やノウハウを積極的に社外へ発信していく予定だ。