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国内外クリエイターの8割がリモートワーク移行。課題はチームのパフォーマンス【Live2D調べ】

マスメディアン編集部 2020.05.11

  • 働き方改革
  • インナーコミュニケーション
Live2Dは、国内外のクリエイター1,170名を対象に、リモートワークを行っているクリエイターが抱えるコミュニケーションの問題に関する調査を行った。その結果、新型コロナウィルス感染拡大前はオフィスに出勤していたクリエイターのうち、約8割(国内84%、海外75%)がリモートワークに移行しており、チームでのコミュニケーションに課題を感じていることが分かった。
2Dイラストを立体的に動かすソフトウェアの開発・販売を行うLive2Dは、リモートワークを行っているクリエイターが抱えるコミュニケーションの問題に関する調査を行った。対象は、国内外のクリエイター1,170名(国内733名、海外437名)。まず、現在リモートワークで仕事を行うクリエイターの数について調べたところ、新型コロナウィルス感染拡大前はオフィスに出勤していたクリエイターのうち、約8割(国内84%、海外75%)がリモートワークに移行していることが明らかになった。

リモートワーク移行後に「チームのパフォーマンスが上がった」と感じるクリエイターは国内で5%、海外で8%。「個人のパフォーマンスが上がった」(国内25%、海外32%)に比べて大幅に低い結果となった。
パフォーマンスが下がった最大の理由としては、「会議や会話など、コミュニケーションが減った」と感じている人が最も多かった。ほか、「各自の作業内容が不明確/指示が少ない」や「モチベーションや集中力の低下」など、コミュニケーションに関連する課題が浮き彫りになった。
リモートワークに移行後に使っているコミュニケーション方法は、チャットが約7割と高く、リモートワークで減りがちなコミュニケーションの方法として、会話の頻度が高いチャットが選ばれていることが伺える。また、会議や会話などの代替となるビデオ会議の利用は、国内54%、海外44%という結果となった。
ビデオ会議を導入しているクリエイターに対してパフォーマンスに与える影響について質問したところ、多くのクリエイター(国内71%、海外56%)が有効性を感じていると回答。有効だと思わない割合は9%に満たない結果となった。また、ビデオ会議を利用していないクリエイターにその理由を聞いたところ、『会社として使っていない』が最も多かった。次いで『プライバシーの観点から抵抗がある(顔や背景が映る)』や『身だしなみを整えるのが面倒』といった心理的な課題を感じている人が多い実態が明らかになった。