製造業の若手採用成功企業に共通するポイントとは?【メディア総研調べ】
マスメディアン編集部 2025.09.10
- 採用
メディア総研は、静岡県内に若手採用を行っている拠点(本社・工場・営業所など)を有し、採用に成功している(過去3年間で30歳以下の正社員を20名以上採用した)製造業企業の採用担当者111名を対象に、若手採用成功企業の実態調査を実施した。
■結果のポイント
【1】約6割が「人事専任チームあり」、最も成果が出ている採用チャネルは「求人媒体」(41.9%)など
【2】91.9%が「採用コンテンツの整備・発信」を重視、反響が良かったコンテンツは「仕事内容」(59.5%)や「会社概要」(48.6%)
【3】静岡県内の若手採用で強化したい施策、「採用コンテンツの発信」が54.1%で最多
■自社の採用体制、約6割が「人事専任チームがある」と回答
「Q1.お勤め先の採用体制について、最も当てはまるものを教えてください。※2 ご回答にあたって、設問はすべて静岡県内の拠点での採用活動を対象にお答えください。」(n=111)と質問したところ、「人事専任チームがある」が55.9%、「人事専任1名で担当」が24.3%という回答となった。
Q1.お勤め先の採用体制について、最も当てはまるものを教えてください。※2 ご回答にあたって、設問はすべて静岡県内の拠点での採用活動を対象にお答えください。
・人事専任チームがある:55.9%
・人事専任1名で担当:24.3%
・他業務と兼任している:17.1%
・外部パートナーがメインで運営している:0.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.8%
■若手人材採用で活用しているチャネル、第1位「求人媒体」、第2位「合同説明会・イベント」
「Q2.若手人材の採用チャネルとして、活用しているものを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「求人媒体(就職情報サイト)」が61.3%、「合同説明会・イベント」が56.8%、「採用サイト(自社HP、オウンドメディアなど)」が51.4%という回答となった。
Q2.若手人材の採用チャネルとして、活用しているものを教えてください。(複数回答)
・求人媒体(就職情報サイト):61.3%
・合同説明会・イベント:56.8%
・採用サイト(自社HP、オウンドメディアなど):51.4%
・学校訪問・インターンシップ:48.6%
・自社SNS(Instagram、X、TikTokなど):47.7%
・社員紹介・知人紹介:33.3%
・ハローワーク:29.7%
・人材紹介会社:27.9%
・その他:0.9%
・わからない/答えられない/特にない:0.9%
■特に成果が出た採用チャネル、「求人媒体」が41.9%で最多
Q2で「わからない/答えられない/特にない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した中で、特に成果が出たと感じるチャネルを教えてください。」(n=110)と質問したところ、「求人媒体(就職情報サイト)」が41.9%、「採用サイト(自社HP、オウンドメディアなど)」が14.5%、「自社SNS(Instagram、X、TikTokなど)」が11.8%という回答となった。
■応募者から好評な取り組み、「若手社員との座談会実施」が60.4%にのぼる
「Q4.若手人材の採用に関して、面接や選考プロセスで実施している内容の中で、応募者から好評だと感じるものを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「若手社員との座談会を実施している」が60.4%、「スピーディーな選考対応(選考日程の融通/短縮)」が50.5%、「経営者やマネージャーが面接に登場する」が49.5%という回答となった。
Q4.若手人材の採用に関して、面接や選考プロセスで実施している内容の中で、応募者から好評だと感じるものを教えてください。(複数回答)
・若手社員との座談会を実施している:60.4%
・スピーディーな選考対応(選考日程の融通/短縮):50.5%
・経営者やマネージャーが面接に登場する:49.5%
・内定連絡後の定期フォローや懇親施策:36.0%
・現場見学・職場ツアーを組み込んでいる:30.6%
・応募者の志向に合わせた選考パターンの柔軟化:26.1%
・その他:0.0%
・特にない:0.9%
・わからない/答えられない:1.8%
■「入社前親睦会」や「クイズ形式による筆記テスト」などの取り組みも
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、面接や選考プロセスで実施している内容の中で、応募者から好評と思う取り組みがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=109)と質問したところ、「入社前親睦会」や「クイズ形式による筆記テスト」など40の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
分かりやすい工場見学会。
入社前親睦会。
クイズ形式による筆記テスト。
自社のホームページ紹介。
OB情報紹介。
メタバースの利用。
■91.9%が、若手人材の採用に向けた「採用コンテンツの整備・発信」を重視
「Q6.あなたは、若手人材の採用に向けて『採用コンテンツ(※3)の整備・発信』は重要だと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「とても重要だと思う」が34.2%、「やや重要だと思う」が57.7%という回答となった。
※3:「採用コンテンツ」とは、求人ページ、社員紹介、会社のビジョン発信、SNS投稿などを指す。
Q6.あなたは、若手人材の採用に向けて『採用コンテンツ(※3)の整備・発信』は重要だと思いますか。
・とても重要だと思う:34.2%
・やや重要だと思う:57.7%
・あまり重要だと思わない:6.3%
・全く重要だと思わない:0.0%
・わからない/答えられない:1.8%
■応募者からの反響が良かったコンテンツ、「仕事内容の詳細説明」や「会社概要・事業内容」が上位
「Q7.採用サイトに掲載したコンテンツ(※4)の中で、応募者からの反響が良かったと思うコンテンツを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「仕事内容の詳細説明」が59.5%、「会社概要・事業内容」が48.6%、「福利厚生の説明」が43.2%という回答となった。
※4:『選考応募者から話題に上がったコンテンツ』や『SNSや口コミで好評だったコンテンツ』を教えてください。
Q7.採用サイトに掲載したコンテンツ(※4)の中で、応募者からの反響が良かったと思うコンテンツを教えてください。(複数回答)
・仕事内容の詳細説明:59.5%
・会社概要・事業内容:48.6%
・福利厚生の説明:43.2%
・採用情報(募集職種・要件):40.5%
・社員インタビュー:34.2%
・職場の雰囲気がわかる写真:32.4%
・キャリアパスの説明:26.1%
・オフィス環境の紹介:22.5%
・評価制度の説明:20.7%
・プロジェクト・案件事例:18.9%
・社員の1日のスケジュール:18.0%
・Q&Aコーナー:9.9%
・その他:0.0%
・特になし:0.0%
・わからない/答えられない:3.6%
■若手人材の採用における自社の強み、「給与・労働条件などの待遇面」「福利厚生・働きやすさ」など
「Q8.若手人材の採用において、他社と比べて自社が強みを持っていると感じる点を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「給与・労働条件などの待遇面」が49.5%、「福利厚生・働きやすさ」が46.8%、「仕事内容・キャリアパスの明確さ」が43.2%という回答となった。
Q8.若手人材の採用において、他社と比べて自社が強みを持っていると感じる点を教えてください。(複数回答)
・給与・労働条件などの待遇面:49.5%
・福利厚生・働きやすさ:46.8%
・仕事内容・キャリアパスの明確さ:43.2%
・働いている人の魅力(人柄・雰囲気):34.2%
・経営者の方針・理念:29.7%
・教育体制・育成支援制度:28.8%
・若手比率・若手の定着率の高さ:25.2%
・その他:0.9%
・特にない:1.8%
・わからない/答えられない:2.7%
■静岡県内の若手採用で強化したい施策、「採用コンテンツの発信」が54.1%で最多
「Q9.今後、静岡県内の若手採用でさらに強化したいと考えている施策を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「採用コンテンツの発信」が54.1%、「面接・選考プロセスの改善」が41.4%、「内定後フォロー・オンボーディング強化」が40.5%という回答となった。
Q9.今後、静岡県内の若手採用でさらに強化したいと考えている施策を教えてください。(複数回答)
・採用コンテンツの発信:54.1%
・面接・選考プロセスの改善:41.4%
・内定後フォロー・オンボーディング強化:40.5%
・採用チャネルの見直し・拡大:33.3%
・採用ブランディング・広報強化:32.4%
・採用活動のデータ分析・活用:27.0%
・入社後の定着まで含めた採用戦略設計:25.2%
・その他:1.8%
・特にない:0.9%
・わからない/答えられない:2.7%
■調査概要
調査名称:静岡県製造業における若手採用成功企業の実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年6月24日〜同年6月25日
有効回答:静岡県内に若手採用を行っている拠点(本社・工場・営業所など)を有し、採用に成功している(過去3年間で30歳以下の正社員を20名以上採用した)製造業企業の採用担当者111名
合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある。
■結果のポイント
【1】約6割が「人事専任チームあり」、最も成果が出ている採用チャネルは「求人媒体」(41.9%)など
【2】91.9%が「採用コンテンツの整備・発信」を重視、反響が良かったコンテンツは「仕事内容」(59.5%)や「会社概要」(48.6%)
【3】静岡県内の若手採用で強化したい施策、「採用コンテンツの発信」が54.1%で最多
■自社の採用体制、約6割が「人事専任チームがある」と回答
「Q1.お勤め先の採用体制について、最も当てはまるものを教えてください。※2 ご回答にあたって、設問はすべて静岡県内の拠点での採用活動を対象にお答えください。」(n=111)と質問したところ、「人事専任チームがある」が55.9%、「人事専任1名で担当」が24.3%という回答となった。
Q1.お勤め先の採用体制について、最も当てはまるものを教えてください。※2 ご回答にあたって、設問はすべて静岡県内の拠点での採用活動を対象にお答えください。
・人事専任チームがある:55.9%
・人事専任1名で担当:24.3%
・他業務と兼任している:17.1%
・外部パートナーがメインで運営している:0.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.8%
■若手人材採用で活用しているチャネル、第1位「求人媒体」、第2位「合同説明会・イベント」
「Q2.若手人材の採用チャネルとして、活用しているものを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「求人媒体(就職情報サイト)」が61.3%、「合同説明会・イベント」が56.8%、「採用サイト(自社HP、オウンドメディアなど)」が51.4%という回答となった。
Q2.若手人材の採用チャネルとして、活用しているものを教えてください。(複数回答)
・求人媒体(就職情報サイト):61.3%
・合同説明会・イベント:56.8%
・採用サイト(自社HP、オウンドメディアなど):51.4%
・学校訪問・インターンシップ:48.6%
・自社SNS(Instagram、X、TikTokなど):47.7%
・社員紹介・知人紹介:33.3%
・ハローワーク:29.7%
・人材紹介会社:27.9%
・その他:0.9%
・わからない/答えられない/特にない:0.9%
■特に成果が出た採用チャネル、「求人媒体」が41.9%で最多
Q2で「わからない/答えられない/特にない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した中で、特に成果が出たと感じるチャネルを教えてください。」(n=110)と質問したところ、「求人媒体(就職情報サイト)」が41.9%、「採用サイト(自社HP、オウンドメディアなど)」が14.5%、「自社SNS(Instagram、X、TikTokなど)」が11.8%という回答となった。
■応募者から好評な取り組み、「若手社員との座談会実施」が60.4%にのぼる
「Q4.若手人材の採用に関して、面接や選考プロセスで実施している内容の中で、応募者から好評だと感じるものを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「若手社員との座談会を実施している」が60.4%、「スピーディーな選考対応(選考日程の融通/短縮)」が50.5%、「経営者やマネージャーが面接に登場する」が49.5%という回答となった。
Q4.若手人材の採用に関して、面接や選考プロセスで実施している内容の中で、応募者から好評だと感じるものを教えてください。(複数回答)
・若手社員との座談会を実施している:60.4%
・スピーディーな選考対応(選考日程の融通/短縮):50.5%
・経営者やマネージャーが面接に登場する:49.5%
・内定連絡後の定期フォローや懇親施策:36.0%
・現場見学・職場ツアーを組み込んでいる:30.6%
・応募者の志向に合わせた選考パターンの柔軟化:26.1%
・その他:0.0%
・特にない:0.9%
・わからない/答えられない:1.8%
■「入社前親睦会」や「クイズ形式による筆記テスト」などの取り組みも
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、面接や選考プロセスで実施している内容の中で、応募者から好評と思う取り組みがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=109)と質問したところ、「入社前親睦会」や「クイズ形式による筆記テスト」など40の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
分かりやすい工場見学会。
入社前親睦会。
クイズ形式による筆記テスト。
自社のホームページ紹介。
OB情報紹介。
メタバースの利用。
■91.9%が、若手人材の採用に向けた「採用コンテンツの整備・発信」を重視
「Q6.あなたは、若手人材の採用に向けて『採用コンテンツ(※3)の整備・発信』は重要だと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「とても重要だと思う」が34.2%、「やや重要だと思う」が57.7%という回答となった。
※3:「採用コンテンツ」とは、求人ページ、社員紹介、会社のビジョン発信、SNS投稿などを指す。
Q6.あなたは、若手人材の採用に向けて『採用コンテンツ(※3)の整備・発信』は重要だと思いますか。
・とても重要だと思う:34.2%
・やや重要だと思う:57.7%
・あまり重要だと思わない:6.3%
・全く重要だと思わない:0.0%
・わからない/答えられない:1.8%
■応募者からの反響が良かったコンテンツ、「仕事内容の詳細説明」や「会社概要・事業内容」が上位
「Q7.採用サイトに掲載したコンテンツ(※4)の中で、応募者からの反響が良かったと思うコンテンツを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「仕事内容の詳細説明」が59.5%、「会社概要・事業内容」が48.6%、「福利厚生の説明」が43.2%という回答となった。
※4:『選考応募者から話題に上がったコンテンツ』や『SNSや口コミで好評だったコンテンツ』を教えてください。
Q7.採用サイトに掲載したコンテンツ(※4)の中で、応募者からの反響が良かったと思うコンテンツを教えてください。(複数回答)
・仕事内容の詳細説明:59.5%
・会社概要・事業内容:48.6%
・福利厚生の説明:43.2%
・採用情報(募集職種・要件):40.5%
・社員インタビュー:34.2%
・職場の雰囲気がわかる写真:32.4%
・キャリアパスの説明:26.1%
・オフィス環境の紹介:22.5%
・評価制度の説明:20.7%
・プロジェクト・案件事例:18.9%
・社員の1日のスケジュール:18.0%
・Q&Aコーナー:9.9%
・その他:0.0%
・特になし:0.0%
・わからない/答えられない:3.6%
■若手人材の採用における自社の強み、「給与・労働条件などの待遇面」「福利厚生・働きやすさ」など
「Q8.若手人材の採用において、他社と比べて自社が強みを持っていると感じる点を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「給与・労働条件などの待遇面」が49.5%、「福利厚生・働きやすさ」が46.8%、「仕事内容・キャリアパスの明確さ」が43.2%という回答となった。
Q8.若手人材の採用において、他社と比べて自社が強みを持っていると感じる点を教えてください。(複数回答)
・給与・労働条件などの待遇面:49.5%
・福利厚生・働きやすさ:46.8%
・仕事内容・キャリアパスの明確さ:43.2%
・働いている人の魅力(人柄・雰囲気):34.2%
・経営者の方針・理念:29.7%
・教育体制・育成支援制度:28.8%
・若手比率・若手の定着率の高さ:25.2%
・その他:0.9%
・特にない:1.8%
・わからない/答えられない:2.7%
■静岡県内の若手採用で強化したい施策、「採用コンテンツの発信」が54.1%で最多
「Q9.今後、静岡県内の若手採用でさらに強化したいと考えている施策を教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「採用コンテンツの発信」が54.1%、「面接・選考プロセスの改善」が41.4%、「内定後フォロー・オンボーディング強化」が40.5%という回答となった。
Q9.今後、静岡県内の若手採用でさらに強化したいと考えている施策を教えてください。(複数回答)
・採用コンテンツの発信:54.1%
・面接・選考プロセスの改善:41.4%
・内定後フォロー・オンボーディング強化:40.5%
・採用チャネルの見直し・拡大:33.3%
・採用ブランディング・広報強化:32.4%
・採用活動のデータ分析・活用:27.0%
・入社後の定着まで含めた採用戦略設計:25.2%
・その他:1.8%
・特にない:0.9%
・わからない/答えられない:2.7%
■調査概要
調査名称:静岡県製造業における若手採用成功企業の実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年6月24日〜同年6月25日
有効回答:静岡県内に若手採用を行っている拠点(本社・工場・営業所など)を有し、採用に成功している(過去3年間で30歳以下の正社員を20名以上採用した)製造業企業の採用担当者111名
合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある。