厚生労働省は職務給導入リーフレットを公開、導入企業の特徴・社員の感じるメリット・課題など紹介
マスメディアン編集部 2025.02.28
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厚生労働省は2月26日、職務給の導入に向けたリーフレットおよび手引きを公開した。
近年、働き方やキャリアに対する考え方の変化や、仕事と報酬の関係性の見直しなどを背景として、職務給に対する注目が高まっている。職務給は「個々の企業の実態に応じた職務給の導入」として、「リ・スキリングによる能力向上支援」、「成長分野への労働市場円滑化」と並び、三位一体の労働市場改革の柱のひとつとされている。職務の内容や重要性などを基に給与水準が決められるが、その形態や位置付けは企業によってさまざまとなる。
厚生労働省では職務給を「基本給における『役割・職務の重要度』に基づいて決定される部分」ととらえている。同手引きの作成において、企業が職務給の導入を考えるにあたっては、導入の具体的な手順や職務給の制度の詳細を知るだけでなく職務給がどのような導入状況にあるのかを知る必要があると考え、さまざまな企業へ職務給導入の実態を調査した。
これまで企業が採用してこなかった特別な賃金体系と思われがちだった職務給だが、今回行った調査では、すでに85.9%の企業が多様な形態の職務給を導入していることがわかった。
なお、本手引きでは以下の内容を紹介している。
1.職務給を導入している企業の特徴
2.企業・社員が感じている職務給のメリット
3.企業による職務給を導入するにあたっての取り組み・工夫
4.職務給の課題
リーフレットと手引きの全文は、厚生労働省Webサイトより確認できる。
近年、働き方やキャリアに対する考え方の変化や、仕事と報酬の関係性の見直しなどを背景として、職務給に対する注目が高まっている。職務給は「個々の企業の実態に応じた職務給の導入」として、「リ・スキリングによる能力向上支援」、「成長分野への労働市場円滑化」と並び、三位一体の労働市場改革の柱のひとつとされている。職務の内容や重要性などを基に給与水準が決められるが、その形態や位置付けは企業によってさまざまとなる。
厚生労働省では職務給を「基本給における『役割・職務の重要度』に基づいて決定される部分」ととらえている。同手引きの作成において、企業が職務給の導入を考えるにあたっては、導入の具体的な手順や職務給の制度の詳細を知るだけでなく職務給がどのような導入状況にあるのかを知る必要があると考え、さまざまな企業へ職務給導入の実態を調査した。
これまで企業が採用してこなかった特別な賃金体系と思われがちだった職務給だが、今回行った調査では、すでに85.9%の企業が多様な形態の職務給を導入していることがわかった。
なお、本手引きでは以下の内容を紹介している。
1.職務給を導入している企業の特徴
2.企業・社員が感じている職務給のメリット
3.企業による職務給を導入するにあたっての取り組み・工夫
4.職務給の課題
リーフレットと手引きの全文は、厚生労働省Webサイトより確認できる。