入職率・離職率はともに上昇、入職超過率は拡大 2023年雇用動向調査【厚生労働省調べ】
マスメディアン編集部 2024.08.30
- 人事
厚生労働省は、2023年「雇用動向調査」の結果を公表した。
「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由などの状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施しており、今回の結果は、この2回の調査結果を合算し年計として取りまとめたものである。
この調査は、5人以上の常用労働者を雇用する事業所から1万5010事業所を抽出して行い、9198事業所(上半期)と8643事業所(下半期)から有効回答を得た。なお、回答を得た事業所の入職者5万7625人(上半期と下半期の計)、離職者7万3846人(上半期と下半期の計)についても集計している。調査結果のポイントは、以下の通り。
(1)入職率、離職率及び入職超過率
・入職率16.4%(前年と比べて1.2ポイント上昇)
・離職率15.4%(前年と比べて0.4ポイント上昇)
・入職超過率1.0ポイント(入職超過)(前年と比べて0.8ポイント拡大)
(2)就業形態別入職率及び離職率
<一般労働者>
入職率12.1%、離職率12.1%(前年と比べて入職率0.3ポイント上昇、離職率0.2ポイント上昇)
<パートタイム労働者>
入職率27.5%、離職率23.8%(前年と比べて入職率3.3ポイント上昇、離職率0.7ポイント上昇)
(3)産業別入職率及び離職率
<一般労働者>
・サービス業(他に分類されないもの)…入職率19.9%、離職率19.3%
・宿泊業、飲食サービス業…入職率19.8%、離職率18.2%
<パートタイム労働者>
・生活関連サービス業、娯楽業…入職率49.2%、離職率36.9%
・宿泊業、飲食サービス業…入職率40.5%、離職率31.9%
(4)転職入職者の賃金変動状況
・前職の賃金に比べて「増加」した割合37.2%(前年と比べて2.3ポイント上昇)
・前職の賃金に比べて「減少」した割合32.4%(前年と比べて1.5ポイント低下)
「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由などの状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施しており、今回の結果は、この2回の調査結果を合算し年計として取りまとめたものである。
この調査は、5人以上の常用労働者を雇用する事業所から1万5010事業所を抽出して行い、9198事業所(上半期)と8643事業所(下半期)から有効回答を得た。なお、回答を得た事業所の入職者5万7625人(上半期と下半期の計)、離職者7万3846人(上半期と下半期の計)についても集計している。調査結果のポイントは、以下の通り。
(1)入職率、離職率及び入職超過率
・入職率16.4%(前年と比べて1.2ポイント上昇)
・離職率15.4%(前年と比べて0.4ポイント上昇)
・入職超過率1.0ポイント(入職超過)(前年と比べて0.8ポイント拡大)
(2)就業形態別入職率及び離職率
<一般労働者>
入職率12.1%、離職率12.1%(前年と比べて入職率0.3ポイント上昇、離職率0.2ポイント上昇)
<パートタイム労働者>
入職率27.5%、離職率23.8%(前年と比べて入職率3.3ポイント上昇、離職率0.7ポイント上昇)
(3)産業別入職率及び離職率
<一般労働者>
・サービス業(他に分類されないもの)…入職率19.9%、離職率19.3%
・宿泊業、飲食サービス業…入職率19.8%、離職率18.2%
<パートタイム労働者>
・生活関連サービス業、娯楽業…入職率49.2%、離職率36.9%
・宿泊業、飲食サービス業…入職率40.5%、離職率31.9%
(4)転職入職者の賃金変動状況
・前職の賃金に比べて「増加」した割合37.2%(前年と比べて2.3ポイント上昇)
・前職の賃金に比べて「減少」した割合32.4%(前年と比べて1.5ポイント低下)