人工知能基本計画
岩本 隆 2026.03.02
- 人事
- 人的資本

「人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律(令和7年法律第53号)(「AI法」)」に基づいて人工知能戦略本部が設置され、2025年9月12日に始まった複数の会合を経て、2025年12月23日に「人工知能基本計画」が閣議決定された(※1)。人工知能基本計画の概要は以下である。
基本構想
●「信頼できるAI」を追求し、「世界で最もAIを開発・活用しやすい国」へ。
●「危機管理投資」・「成長投資」の中核として、今こそ反転攻勢。
3つの原則
1. イノベーション促進とリスク対応の両立
2. アジャイル(柔軟かつ迅速)な対応
3. 内外一体での政策推進
4つの基本的な方針に基づく施策
1. AI利活用の加速的推進「AIを使う」
2. AI開発力の戦略的強化「AIを創る」
3. AIガバナンスの主導「AIの信頼性を高める」
4. AI社会に向けた継続的変革「AIと協働する」
本稿では、人工知能基本計画の中で、人材はどうあるべきかについてどのように示されているかを集中的に述べる。基本的な方針に基づく施策の4の「AIと協働する」において以下の取り組みを行っていくこととなっている。
(1) AIを基軸とした産業構造の構築
(2) AI社会における制度・枠組みの検討・実証
(3) AI人材の育成・確保
(4) AI時代における人間力の向上
これら4つの取り組みのうち、「(3) AI人材の育成・確保」と「(4) AI時代における人間力の向上」が人材面に関する政策であり、それぞれ具体的には以下の取り組みを行う。
AI人材の育成・確保
1. AI時代の産業構造を踏まえた人材ニーズの調査・分析を行う。
2. AIや次世代半導体等の利活用・研究開発に係るエンジニアや研究者、データマネジメント人材等の育成・確保を、諸外国とも連携しつつ、推進する。
3. AI利活用・研究開発に係る産学官ネットワークやコミュニティを支援するとともに、課題解決力等を競うコンテストの開催等を通じて、現場主導のAI実装を促進する。
4. AIに関するスキルについて、個々の従業員や労働者に対するAIリ・スキリングの取組を支援する。
5. AIの進展に対応し、社会の基盤を支えるアドバンスト・エッセンシャルワーカーの創出を目指して、職種や業務内容に応じたリ・スキリング支援を実施する。
6. デジタルスキル標準の改訂を行う。
7. 学校教育における適切な利活用の推進に向けた実証研究等を通じ、初等中等教育段階での情報活用能力の向上を図るなど、全ての国民がAIリテラシーを向上できるよう支援する。
AI時代における人間力の向上
1. 人とAIが協働する社会の実現に向けて、人がAIとどう付き合うか、人とAIの役割分担の在り方を継続的に探究する。AIに依存・代替されるのではなく、AIと向き合い、人が人としての価値を発揮する「人間力」を育む環境整備を推進する。
2. 人間ならではの力を伸ばしつつ、AIと共に課題を解決できる人材を育成するため、リベラルアーツ教育を含むAI時代にふさわしい教育を推進する。
3. AIの進展に伴い、働き方の在り方そのものが大きく変化する中で、AI時代にふさわしい働き方の方向性を検討する。
AIを活用するスキルの向上とともに、AIでは出せない人間力等の付加価値を出せる人材が今後より求められるようになる。
※1:内閣府「人工知能基本計画」内閣府ウェブサイト(https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_plan/ai_plan.html /2025年)
基本構想
●「信頼できるAI」を追求し、「世界で最もAIを開発・活用しやすい国」へ。
●「危機管理投資」・「成長投資」の中核として、今こそ反転攻勢。
3つの原則
1. イノベーション促進とリスク対応の両立
2. アジャイル(柔軟かつ迅速)な対応
3. 内外一体での政策推進
4つの基本的な方針に基づく施策
1. AI利活用の加速的推進「AIを使う」
2. AI開発力の戦略的強化「AIを創る」
3. AIガバナンスの主導「AIの信頼性を高める」
4. AI社会に向けた継続的変革「AIと協働する」
本稿では、人工知能基本計画の中で、人材はどうあるべきかについてどのように示されているかを集中的に述べる。基本的な方針に基づく施策の4の「AIと協働する」において以下の取り組みを行っていくこととなっている。
(1) AIを基軸とした産業構造の構築
(2) AI社会における制度・枠組みの検討・実証
(3) AI人材の育成・確保
(4) AI時代における人間力の向上
これら4つの取り組みのうち、「(3) AI人材の育成・確保」と「(4) AI時代における人間力の向上」が人材面に関する政策であり、それぞれ具体的には以下の取り組みを行う。
AI人材の育成・確保
1. AI時代の産業構造を踏まえた人材ニーズの調査・分析を行う。
2. AIや次世代半導体等の利活用・研究開発に係るエンジニアや研究者、データマネジメント人材等の育成・確保を、諸外国とも連携しつつ、推進する。
3. AI利活用・研究開発に係る産学官ネットワークやコミュニティを支援するとともに、課題解決力等を競うコンテストの開催等を通じて、現場主導のAI実装を促進する。
4. AIに関するスキルについて、個々の従業員や労働者に対するAIリ・スキリングの取組を支援する。
5. AIの進展に対応し、社会の基盤を支えるアドバンスト・エッセンシャルワーカーの創出を目指して、職種や業務内容に応じたリ・スキリング支援を実施する。
6. デジタルスキル標準の改訂を行う。
7. 学校教育における適切な利活用の推進に向けた実証研究等を通じ、初等中等教育段階での情報活用能力の向上を図るなど、全ての国民がAIリテラシーを向上できるよう支援する。
AI時代における人間力の向上
1. 人とAIが協働する社会の実現に向けて、人がAIとどう付き合うか、人とAIの役割分担の在り方を継続的に探究する。AIに依存・代替されるのではなく、AIと向き合い、人が人としての価値を発揮する「人間力」を育む環境整備を推進する。
2. 人間ならではの力を伸ばしつつ、AIと共に課題を解決できる人材を育成するため、リベラルアーツ教育を含むAI時代にふさわしい教育を推進する。
3. AIの進展に伴い、働き方の在り方そのものが大きく変化する中で、AI時代にふさわしい働き方の方向性を検討する。
AIを活用するスキルの向上とともに、AIでは出せない人間力等の付加価値を出せる人材が今後より求められるようになる。
※1:内閣府「人工知能基本計画」内閣府ウェブサイト(https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_plan/ai_plan.html /2025年)

