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派遣で解決! クリエイティブ現場の人手不足問題─クリエイター派遣活用事例

マスメディアン編集部 2022.06.01

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派遣で解決! クリエイティブ現場の人手不足問題─クリエイター派遣活用事例
クリエイティブ人材の派遣成功事例や、派遣のメリットを、マスメディアンのコンサルタント・荒川がご紹介します。

派遣市場の現状

2022年6月現在、採用市場は活況です。厚生労働省が発表する一般職業紹介状況(*1)によると、2020年に大きく落ち込んだ有効求人数は、2021年には前年比9.5%の増加。2022年に入っても、毎月、前年同月を10%以上上回っています。

マスメディアンが依頼を受けている求人も、雇用形態を問わず大幅に増加。そのなかで、派遣求人は、2022年4月時点で昨年同月比175%の増加となりました。その理由は大きく分けて2つあります。

1つは、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で低調になっていた企業活動が復調しつつあること。広告業界の企業からは、業務量が戻ってきたので、急ぎ採用をしたいという声を聞くようになりました。

もう1つは、働き方改革関連法の改正の影響です。2020年4月から適用された派遣社員への同一労働同一賃金への対応は、適正な評価・待遇のためには欠かせないものですが、企業にとっては手間がかかることも事実です。一時的に新規での派遣受け入れを取りやめた会社もありました。しかし、その後、企業側の対応や理解が進んだことで再開されています。
 

マスメディアンでの直近の派遣成功事例

人手不足で困っている広告関連企業のなかから、派遣を受け入れることでうまく解消した事例をご紹介します。

【1】100名規模の総合制作会社
募集職種
化粧品メーカー担当の什器デザイナー
募集背景
既存取引先の制作業務が増加傾向にあるため、正社員のデザイナーを募集していたものの、思うように進まず、並行して派遣の募集を開始しました。同社は新卒採用をして育てる社内文化が根強く、正社員での中途採用の選考基準が高いという事情もありました。
成功要因
派遣就業が決まったのは、什器デザインを10年以上経験してきたデザイナー。決定のポイントは、時短勤務が可能だったこと。求人票に「週4~5日、実働6時間~8時間」と明記していたことで、即戦力の人材から応募がありました。また、派遣就業が決定した方の「育児のため、週5日・16時退勤で働きたい」という希望もかない、企業と派遣社員の双方にとって望ましい結果になりました。

【2】中堅SP会社
募集職種
アシスタントグラフィックデザイナー
募集背景
業務範囲がアシスタント業務に限られていることから、派遣社員を募集しました。
成功要因
派遣就業決定者は、直近数年間デザイン業務を離れていた方でした。デザイナー復帰を希望していたものの、同時に不安も感じていました。そのため、業務内容が明確かつ具体的に限定されている派遣就業なら安心して働けるとの思いから、復帰の第一歩として就業を決めました。

【3】30名規模のグラフィック制作会社
募集職種
FMCG(日用消費財)メーカー担当のWebデザイナー
募集背景
正社員でのWebデザイナーの募集を1年以上にわたって続けていたものの、「超」がつくほどの売り手市場のため、採用がうまくいっていませんでした。そのため、並行して、目の前の業務に対応してもらう派遣社員の募集も始めました。
成功要因
派遣就業が決まったのは、グラフィックデザイン・Webデザイン両方の経験者でした。その方が就業を決めた理由は、「フリーランスと並行するため、時短かつ週3~4日の勤務で、副業ができる」という希望がかなったこと。「正社員の採用が決定するまで」という期間限定の予定ではありましたが、企業側の評価が高く、契約更新が続いています。
 

事例からわかる派遣受け入れのメリット

【1】現場決裁で受け入れを決定できる
派遣の費用は制作部門が管轄する予算(外注費)として扱えるため、人事決裁ではなく現場決裁で受け入れを決定できる企業が多いです。そのため、スキルある人材と短期間でマッチングすることができています。

【2】週2~4日勤務や時短勤務など働き方を柔軟にすることで、即戦力人材とマッチングできる
フリーランスや育児、介護などの事情から、柔軟な働き方を希望するクリエイターは多くいます。そのような人材を採用したくても、すぐに就業規則を変更し「正社員で時短可能・副業可能」などとするのは、短期間では難しいものです。派遣社員であれば、雇用主は派遣元(マスメディアンのような人材派遣会社)になるため、例外的な対応が可能です。また、人材不足による売り手市場のなかでも、いまだに柔軟な働き方ができる求人は少ないため、そのような働き方を希望する優秀なクリエイターは、就業先探しに困っていることが多いです。
 

派遣社員の受け入れを検討するべきタイミング

【1】中途採用に困っているとき
上記で見てきた事例のように、正社員と派遣の求人を並行して募集する企業も少なくありません。派遣の場合、働き方を柔軟にすることで、スキルのある即戦力人材を短期間で見つけることができます。

【2】任せたい業務領域が限定的なとき
求職者ができること、企業が任せたいことの両方が具体的な状態での就業となるため、その業務にベストマッチの人材を探せます。

【3】業務過多になっているが、もう一人採用するほどの業務量はないとき
一人分の業務量がないときでも、業務をお任せできるのが派遣のメリットです。ワークシェアリングとして、時短または週2~4日で勤務する派遣社員の受け入れを検討しましょう。そういった働き方を希望する求職者は、派遣での仕事を探している場合が多いです。

【4】求職者が正社員就業に不安を抱えている場合
上記の例のように、クリエイティブ業務からしばらく離れていた人やフルタイム勤務の経験がない人など、採用候補者が正社員での就業に不安を感じている場合、双方のためのトライアル期間として派遣就業が検討できます。紹介予定派遣(派遣先での6カ月以内の直接雇用への切り替えを前提として派遣社員を受け入れる仕組み)も選択肢となります。

また、ある制作会社では、グループ会社の規定上、中途での正社員採用ができませんでした。そこで紹介予定派遣でスキルのある方を受け入れ、社員登用へとつながった……という事例もあります。
 

初めて派遣を検討している皆さまへ

初めての派遣を検討している担当者さまから、私たちが最も頻繁にいただくご相談は、「そもそも派遣社員と正社員の違いはなにか?」「給与の計算や支払いはどのような形になるのか?」といった制度についての疑問です。また、「このようなスキルの人材はいるか?」「1日6時間・週3日で働いてほしいが、そのような条件を希望する求職者はいるか?」といった相談もよくお受けします。

マスメディアンの人材派遣サービスの強みは、独自のご登録者層です。口コミや宣伝会議の広告を見て登録する方が多いため、スキルのあるクリエイターが集まっています。広告制作会社やWeb制作会社で勤めていた経験があり、育児や介護などの都合や、フリーランスと並行する副業として、柔軟な働き方を希望する方も多くいます。そのため、時短・週3~4日などの要望にフレキシブルに対応できます。さらに、業界専門のコンサルタントが求職者との面談と求人情報のヒアリングを行うため、深いスキル理解・業務理解が可能です。面接選考ができない派遣でも、ミスマッチを防ぐことができます。

どんな疑問でも、まずはお気軽にご相談ください。

*1:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和4年3月分及び令和3年度分)について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25302.html)
【執筆者プロフィール】
荒川 直哉(あらかわ なおや)

荒川 直哉(あらかわ なおや)
株式会社マスメディアン キャリアコンサルティング部 部長
国家資格キャリアコンサルタント

マーケティング・クリエイティブ職専門のキャリアコンサルタント。年間600名を超える方の転職を支援する一方で、大手事業会社のマーケティング・クリエイティブ部門や広告会社、広告制作会社、IT企業、コンサル企業への採用コンサルティングを行う。「転職を検討している人材」と「採用企業」の両方の動向を把握しているエキスパート。転職者の親身になるがモットー。

マスメディアンでは、新卒採用・中途採用、そしてプロフェッショナル人材派遣で、広告業界やクリエイティブ・マーケティング人材の採用に関するさまざまなご相談に応えてきました。

ご支援の事例はこちら:
「スキルのある派遣社員を探している」、「初めてデザイナーを新卒採用するので、選考時に何を確認すればよいのかわからない」 「専任の広報担当のポジションをつくりたいが、どのような経験の方がマッチするのか知りたい」 「面接方法へのアドバイスがほしい」 など、お悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。
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