【第3回】営業・プロデューサー・プランナーの平均年収はいずれも上昇傾向─マスメディアン 広告界 年収レポート2022

営業・プロデューサー・プランナー職種の平均年収・平均年齢は、上記の通りでした。マスメディアンの登録者のボリュームゾーンである年齢層（25～29歳、30～34歳）ごとの平均年収も抽出しています。
 
この中から、「営業・アカウントエグゼクティブ」と「プロデューサー・制作ディレクター」の平均年収の詳細をご紹介します。

営業・アカウントエグゼクティブの平均年収は531.9万円、平均年齢は34.0歳でした。2021年と比較すると、年収は+18.7万円（2021年は513.2万円）、年齢は+0.6歳（2021年は33.4歳）となっています。400万円～600万円未満の層で46.6％を占めますが、1000万円以上というハイクラスが3.8％いるのも特筆すべき点です。

プロデューサー・制作ディレクターの平均年収は484.5万円、平均年齢は35.6歳でした。2021年と比較すると、年収は+4.0万円（2021年は480.5万円）、年齢は-0.8歳（2021年は36.4歳）となりました。こちらは300万円～500万円未満に集中しており、同レンジで過半数（53.8％）を占めます。また、2021年と比べると、平均年齢が下がっているにも関わらず平均年収が上がっています。金額別に2021年→2022年を比較すると、300万円未満が8.1％→5.9％と2.2ポイント減少、300～400万円が21.9％→27.1％に5.2ポイント増加。このシフトが平均年収の変化に影響したようです。

「広告界 年収レポート」は、例年、広告・マーケティング・クリエイティブ職種の給与設定、採用時のオファー金額の設定等において多くの企業様に参照いただいています。しかし、個別の採用にあたっての適正年収は、採用対象者の職種やスキル、職務内容によって大きく異なります。「こんなスキルを持った人はいるか」「この職務の経験者の年収は？」など、採用にあたってご相談ごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

＜注意事項＞
※記載されているすべての情報の著作権は株式会社マスメディアンに帰属します。
※いかなる場合も許可なく利用、複製、再配布を固く禁止します。