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【第1回】年収調査レポート 広告界2021─広告界の平均年収

マスメディアン編集部 2022.10.04

  • 年収調査
『年収調査レポート 広告界2021』は、職種別の平均年収データを集計・収録しているマスメディアンオリジナルのデータ集です。適正な評価や給与体系づくり、労働環境改革などに取り組む多くの経営者様や人事責任者様にご活用いただいています。2022年2月に発行し、冊子の配布のみを行っていた同レポートを、この度、3回に分けて公開いたします。

年収調査レポート 広告界2021とは

『年収調査レポート 広告界2021』は、広告界に特化した人材サービスを手がけるマスメディアンが登録者データベースをもとに、職種別の平均年収データを集計・収録しているオリジナルのデータ集です。

2009年から毎年発行しており、広告会社や制作会社など多くの会社の経営者や人事責任者にご活用いただいています。このレポートが、適正な評価や給与体系づくり、労働環境改革などに取り組む皆さまの参考になれば幸いです。

冊子の配布のみを行っていた『年収調査レポート 広告界2021』を、この度、3回に分けて公開いたします。
1. 年収調査レポート 広告界2021の概要(今回)
2. クリエイティブ職種の年収調査レポート2021
3. 営業・プロデュース職種の年収調査レポート2021
 

調査対象者

2021年1月1日から2021年12月31日までにマスメディアンに新規登録、または登録情報を更新した方(総数6129名)
・現職、もしくは前職の企業で正社員または契約社員として就業していた方(派遣社員・フリーランスの方は対象外)
・年齢は登録時点・更新時点で集計
・都道府県は在住で集計
 

2021年平均年収:476.8万円(平均年齢:34.7歳)

2021年の平均年収は476.8万円、平均年齢は34.7歳でした。前年と比較すると、年収は+9.0万円であり1.9%の増加(2020年は467.8万円)、平均年齢は-0.1歳(2020年は34.8歳)となりました。
 

2021年の他業種の平均年収

厚生労働省が発表している「毎月勤労統計調査 令和3年分結果確報(*1)」によると、2021年の現金給与総額は、ひと月あたり31万9461円(前年比+0.3%)でした。調査産業計の所定外労働時間は前年比+5.1%、所定外給与は+3.9%となっており、また、賞与は前年比-0.8%とやや減少しています。

この労働時間の変化について、厚生労働省が発表している「令和4年版 労働経済の分析(*2)」では、新型コロナウイルス感染症対策のための経済社会活動の規制・抑制が飲食店など特定産業に集中したため、労働時間への影響も限定的な範囲に留まり、所定内・外労働時間が前年比で増加したと分析しています。

なお、毎月勤労統計調査では、広告業は「学術研究等」に含まれ、2021年の1カ月分の現金給与総額は46万9320円で前年比-1.3%の減少でした。また、所定外労働時間は13.7時間(前年比+6.4%)、所定外給与の金額は2万5721円(前年比+5.3%)となり、増加しています。一方で、賞与は前年比-4.6%と、産業全体の平均と比較して減少幅が大きい結果となりました。
 

2021年の広告界の年齢別平均年収

こちらは登録者全体、広告会社に勤務している方、制作会社に勤務している方のそれぞれについて、年齢別の平均年収をまとめたものです。どの分類でも、年齢が上昇するに応じ、年収も上昇していることがわかります。

*1:厚労省「毎月勤労統計調査 令和3年分結果確報」2022年2月24日(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r03/21cr/21cr.html)
*2:厚労省「令和4年版 労働経済の分析」2022年9月6日(https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/roudou/21/21-1.html)

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