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インハウスデザイナーの採用成功事例。企業文化への適合性が重要

株式会社LAVA International

人材開発部 本部社員採用チーム チームリーダー S.Iさん

マーケティング部 クリエイティブグループ グラフィックデザインチーム チームリーダー/アートディレクター J.Mさん

業種・業態
スポーツクラブ運営会社
採用職種
インハウスデザイナー
採用の種類
中途
勤務地
東京
求人内容
ホットヨガスタジオ「LAVA」に関する広告や販促ツールのグラフィックデザイン業務。
採用課題
採用要件にマッチする人材からの応募は多くあったが、企業文化に適合する方が少なかった。LAVAは、事業会社のため、利益を出していくことが重要。自分たちがつくったクリエイティブが売上につながるか。デザイナーであっても、そのような自社の考え方に共感を持てるかが重要。
ポイント
  • 書類選考では採用要件を満たしているか、面接では企業文化に共感いただけるかを確認していた。また、面接時に自社のクリエイティブの成果物を実際にお見せして、どこに興味を持てるかを確認していた。それによって企業文化への適合性を測っていた。
  • 内定を出した後に、現場社員による面談を実施。職場環境や仕事のやりがいを現場社員から直接話してもらうことで、働くイメージを持てるかどうか。判断材料を提供。
  • 専門性が高く特定の技術が必要な職種の人材は、母数自体が少ない。そのため採用活動では、既に求職者のデータベースを持つ人材エージェントを使うメリットがある。
  • マスメディアンには、デザイナーが多く登録している。転職支援実績が多くあるため、デザイナーの転職ニーズを把握している。求人情報の書き方について、デザイナーの転職市場に合わせたアドバイスをいただき、自社を魅力的に訴求することができた。
  • マスメディアンの営業は、企業も応募者も兼任で担当している。応募者の志望度や懸念点などを直接営業が確認し、フィードバックいただけるので情報が正確。
──インハウスデザイナーを中途採用した募集背景を教えてください。
J.M:新規集客やお客さま満足度の向上を目的にクリエイティブを強化したかったこと。そして、それに伴い業務量も増えてきていたので人員の拡大を図りました。

──デザイナーを採用するにあたり、どのような活動をされましたか?
S.I:デザイナーの募集に関しては、人材エージェントに依頼しました。採用手法はいろいろありますが、専門性が高く特定の技術が必要な職種を採用する場合は、人材エージェントを利用しています。

──採用活動において課題はありましたか?
S.I:採用要件にマッチした応募者は多く集まりましたが、企業文化に適合している方が少なかったことを課題に感じていました。求人情報ではお伝えしづらい部分ではあります。

当社は、事業会社です。そのため、利益を出していくことが重要です。自分たちがつくったクリエイティブが売上につながるか。こだわったデザインにすれば良いわけではありません。クリエイティブの結果として利益を上げることができるかが最終的なゴールになります。そこにモチベーションを持てるかどうか。デザイナーであっても、そのような当社の考え方に共感を持てるかが重要でした。

──書類選考や面接で確認していたところはどこですか?
J.M:書類選考では、当社が求める採用要件を満たす経験やスキルがあるのかを確認していました。履歴書や職務経歴書とともにご提出いただいていたポートフォリオから判断していました。1次面接では、当社の企業文化への適合性を確認していました。LAVAで活躍できるスキルだけではなく、チームとして一丸となって成果を上げることにモチベーションを感じられるかというところを中心に確認していました。やはり、企業文化への適合性が採用における最重要事項ですから。

そして面接では、LAVAのデザインチームがつくっているクリエイティブ(成果物)をまとめたポートフォリオを応募者にお見せしていました。自分たちのクリエイティブを実際に見てもらう。インハウスのクリエイティブは、売上につながることを重視するので、必ずしもクリエイティビティの高いものばかりではありません。私たちデザインチームのありのままを理解いただき、興味を持っていただけた点はどこなのかを確認していました。入社した後に、思っていた業務内容と違うという事態にならないように、事前にしっかりと説明をしていました。

──選考の際、マスメディアンからのフォローはいかがでしたか?
S.I:マスメディアンの営業さんは、フォローが手厚かったです。面接が終わった後に、どうやら当社にご来社いただいていて、直接ご本人に面接後の感想や志望度、懸念点などをヒアリングしていたようです。そしてすぐに、当社へフィードバックのご連絡をいただいていました。良いことも悪いことも含めて応募者の本音を教えていただいたことがとってもありがたかったです。そこまでやっていただけることに、感動がありました。

──採用に成功したポイントはどこだと思いますか?
S.I:採用の入口部分である求人情報を魅力的に訴求できたこと、そして出口の部分である内定後のフォローがうまくできたことが、採用成功の秘訣だったと思います。

採用したいスキルや経験を持つデザイナーの方が、今回の求人のどこに魅力を感じてもらえるのか手探り状態で、求人情報は何度も手直しを繰り返していました。そこはマスメディアンの営業さんにすごく助けていただいたところです。デザイナーが転職をする際の希望条件の優先順位など、デザイナーの転職ニーズを教えてもらったり、業務内容の魅力的な書き方などをアドバイスいただいたりしました。

さらに、マスメディアンからご紹介された応募者に内定を出したときに、マスメディアンの営業さんから内定を受諾するか悩んでいることを伺いました。そして、判断材料が「職場環境」と「職場の人間関係が良好でコミュニケーションが活発」であることを共有いただき、それがLAVAで実現できるのかどうかをご本人に判断いただくために、現場社員2名に会っていただきました。これまで、内定後に現場面談は行っていませんでしたが、入社に迷っているのであれば、判断材料をこちらから提供したい。この件があってから、必ず内定後に現場面談を実施するようになりました。職場環境や仕事のやりがいを現場社員から直接話してもらうことで、働くイメージを持てるかどうか。これも採用成功の要因だと思います。

──実際、入社された方は活躍されていますか?
J.M:もちろん活躍しています。入社研修後、部署に着任したタイミングで、リブランディングしたECサイトのロゴをつくるデザイン案件がありました。デザインチームとして大々的な案件でしたので、アイデアを求めるコンペをチームで実施したところ、入社した社員のアイデアが採用されました。

化粧品の新規開発では、ポスターやリーフレット、什器などのデザインを担当し売上にも貢献しています。制作過程でもカメラマンやレタッチャーの方にしっかりとディレクションできている。社内からの評価はもちろんですが、新規集客やお客さまの満足度につながるようなクリエイティブをいっぱいつくってもらっています。

——マスメディアンの営業担当について感想を教えてください。
S.I:求人情報の書き方や魅力の訴求に対してのアドバイスを積極的にいただいた点はとても助かりました。また、すべての対応が素早く、面接後のフィードバックも具体的で細かく情報共有してくれたこともありがたかったです。マスメディアンの営業さんは、企業も応募者も兼任で担当している。営業さんの人柄かもしれませんが、両方にとって良いご縁にしたいという意欲をとても感じました。

——人材エージェントを利用するメリットは何でしょうか?
S.I:デザイナーやエンジニアなど、専門性が高く特定の技術が必要な職種の採用では、人材エージェントを使うほうが採用につながる確率が高いと考えています。専門性が高い職種の人材は、母数自体が少ないです。応募から面接、採用までのスピードを考えると、既に求職者のデータベースを持つ人材エージェントを使うメリットがある。さらに、LAVAのことを理解しているエージェントが、採用要件にマッチした人材に直接アプローチいただくので、採用につながるのだと思います。

——マスメディアンと他の人材エージェントの違いはどこだと思いますか?
S.I:一番は、クリエイティブの専門領域に特化しているところです。やっぱりデザイナーの求人が発生したら、まずはマスメディアンに相談しようというような風潮が社内でもあります。

——今後マスメディアンに期待していることを教えてください。
S.I:採用では、企業文化への適合性が重要です。求人情報などの文字情報だけではない、LAVAの魅力や職場環境、仕事のやりがいなどの総合的な情報を候補者に伝えるアシストをしていただけるとうれしいです。


※2020年2月に取材した内容を掲載しています。