マーケティング・営業戦略・広報・宣伝・クリエイティブ職専門の採用支援はマスメディアン【宣伝会議グループ】

  • HOME
  • 採用成功事例
  • デジタルクリエイティブ職を3カ月間で7名採用。採用成功の秘訣

デジタルクリエイティブ職を3カ月間で7名採用。採用成功の秘訣

デジタルクリエイティブ職を3カ月間で7名採用。採用成功の秘訣
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ

株式会社ADKホールディングス

人事企画部 人材開発室 中途採用グループ 岡野千速さん

業種・業態
広告会社
採用職種
デジタルクリエイティブ
採用の種類
中途
勤務地
東京
求人内容
デジタル広告のクリエイティブに関して、PDCAを回しながらクライアントのニーズに対して効果を最大にするための、最適なクリエイティブディレクションを行う。
募集背景
業デジタル案件が増えてきたこと。デジタルクリエイティブの知見があるクリエイターが社内に少なかったため中途採用することになった。
ポイント
  • デジタルクリエイティブの採用自体が初めての試みだったため、試行錯誤しながら採用活動を行った。採用活動を始めた当初はデジタルクリエイティブの知見がある人材を採用することを考えていたが、最終的にはクリエイターとしてのスキルが高く、デジタルに拒否感を持たず、PDCAを回していきたいという志向の人材を採用した。
  • 7名を採用。そのうち、5名はマスメディアンからのご紹介。
  • マスメディアンからは、応募段階で、志向性や人物像などの情報を共有いただいた。さらに、選考中に応募者からヒアリングした志望度や懸念点などの情報も共有。応募者の本音を知った上で、面接で質問・確認するため、面接の質も向上した。
──デジタルクリエイティブ職の中途採用についてお伺いしたいです。
2018年6月に求人が発生し、2018年9月までに採用が決定。採用者は2019年1月までに入社いただきました。求人が発生した当初は、1~2名の採用を予定していましたが、結果的に7名を採用。そのうち、5名はマスメディアンからのご紹介でした。応募数としては、約100名の方にご応募いただきました。マスメディアンからは、約40名をご紹介いただきました。

──募集背景を教えてください。
最近では、デジタル案件など、マス広告以外のクリエイティブ案件が増えてきました。計画(Plan)→実施(Do)→評価(Check)→改善(Action)のPDCAサイクルを繰り返しながら、よりよい成果を求めるデジタルクリエイティブと、クリエイティブを作品と呼ぶマスクリエイティブでは価値観が違いすぎる。その両方の側面を理解した上でつくるクリエイティブが必要になってきたのです。

社内にはたくさんの素晴らしいクリエイターが所属しています。しかしながら、よりよい作品をつくりたいというモチベーションのクリエイターが多く、PDCAを回しながらクリエイティブをつくって、時には自分のつくった「作品」を捨てる、という志向性がある社員がいませんでした。そのため、社外からそのような志向のクリエイターを採用しようということになり、デジタルクリエイティブ職の求人が発生しました。

──選考はどのように進みましたか?
デジタルクリエイティブ職の中途採用は初めての試みでした。そのため、採用要件を広げて募集しトライアル・アンド・エラーを繰り返しながら選考していこうと思っていました。

採用活動を初めたばかりのときは、デジタル専業会社に所属しているデジタルクリエイティブの知見があるクリエイターを採用しようと考えていました。しかし想定外に、広告賞受賞歴のあるクリエイターからの応募が多くありました。それも、このままマス広告にこだわり続けると時代に取り残されるのではないかという危機感を持った方たち。「マス広告だけ」「デジタルだけ」を考えるのではなく、デジタルを起点にしながらマス広告もつくる。むしろそのようなことがしたかったというクリエイターの方からの応募がたくさんありました。


──マスメディアン経由でご採用いただいた5名の方は、デジタルに特化したクリエイターというより、クリエイティブのスキルが高く、マス広告の経験もありながらアウトプットの一部としてデジタルクリエイティブも携わっている方が多かったように思いました。
デジタルクリエイティブの経験が豊富というよりも、クリエイターとしてのスキルが高く、デジタルに拒否感を持たず、PDCAを回していきたいという志向の方を採用しました。仮説では、そのような人材は転職市場にいないと思っていました。それがたくさんの応募があって、正直驚きました。クリエイティブディレクターやアートディレクター、コピーライター、CMプランナーなど、クリエイターといってもいろいろなスキルをもった方が集まりました。それであれば、それぞれの得意分野を活かしながら同じ志を持った仲間でチームをつくろうという話になりました。
──採用に成功したポイントは何だと思いますか?
担当役員の意思決定が早かったことだと思います。当初は、1~2名の採用を予定しましたが、クリエイティブスキルが高く志向性もマッチした方からの応募が想定以上にあった。それであれば、7名採用しようとすぐに決断した役員の判断が良かった。デジタルクリエイティブの案件は現在も増え続けており、人手が足りなくなり2019年も追加で2名採用しました。デジタルクリエイティブの需要を見極められたことが成功のポイントだと思います。

──マスメディアンのフォローはいかがでしたか?
スキル面は、履歴書や職務経歴書、ポートフォリオで判断できますが、クリエイティブの志向性やADKの社風にマッチした人物像なのかは書類では判断できません。マスメディアンの営業さんからは、応募書類とともにそのような情報を共有いただいていていました。それがとてもありがたかったです。

前にもお伝えしましたがデジタルクリエイティブ職の中途採用は初めての試みでした。どのような人材を採用することが適切なのか試行錯誤しながら選考を進めていました。書類選考・面接の結果を端的に共有し、それをマスメディアンの営業さんに咀嚼して理解いただくことで、ご紹介の精度を上げていきました。マスメディアンの場合、ご紹介数での貢献も大きかったです。

そして、選考中に応募者からヒアリングした志望度や懸念点などの情報がとても有益でした。中途採用は、企業の求める要件と応募者の志向性のマッチングも重要です。応募者がどのような志向性を持っているのか、正直な情報を事前に共有いただくことで、限りある面接時間内で質問・確認すべき事項が把握でき、面接の質も向上しました。


※2020年3月に取材した内容を掲載しています。