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現地取材をして課題に臨む熱量高い学生を「マスナビ」で採用

現地取材をして課題に臨む熱量高い学生を「マスナビ」で採用
フェロールーム株式会社

執行役員 アートディレクター 村松秀哉さん

参事 佐藤一城さん

業種・業態
総合制作会社
採用職種
デザイナー、コピーライター、ディレクターなど
採用の種類
新卒(マスナビ)
勤務地
東京
求人内容
  • クルマをテーマにしたクリエイティブ全般を担当するデザイナー、コピーライター、映像ディレクター
ポイント
  • 新しい広告手法にキャッチアップできるのは若手であると考えていることから、毎年新卒採用を実施し、業界の早い変化スピードに対応している。
  • 広告業界への志望意欲が強い学生を採用するため、2013年から継続してマスナビを利用している。
──貴社の2022年4月入社の新卒採用活動について教えてください。
村松:当社は、職種別採用を実施しています。2022年の採用ではデザイナー、コピーライター、Webディレクター、映像ディレクターを募集し、全体で2〜3名を採用目標としていました。2021年3月からマスナビへの掲載をし、5月にオンライン会社説明会を実施。その後職種別のオンライン座談会、書類選考、3回の面接を経て、コピーライターと映像ディレクターのポジションで1名ずつ採用が決定しました。Webや映像は例年苦戦しているポジションです。Webや映像の専門学校に通う学生は、Web専門、映像専門を志望している方が多く、総合制作会社を志す学生は少ないように思います。今年映像ディレクター職に内定を出したのは経済学部の学生でした。アルバイトで映像制作に携わっている学生だったので、ちょうど当社マッチしました。
 
今年はかなり採用数を絞ったのですが、フェロールームの社風に合うかどうかが選考のポイントでした。一緒に仕事をするスタッフを面接官とし、コミュニケーションのスムーズさを見て判断していました。また、いかにフェロールームの仕事を理解していて、学生自身のやってみたいこととギャップがないかどうかも見ていました。ミスマッチを起こさないよう、当社から仕事の内容もきちんと紹介しますし、応募者のやってみたいことをよく聞いて、「それならこの仕事で力を発揮できそうだね」とお伝えするようにしています。
 
──新卒採用は毎年継続して実施しているとお聞きしました。
村松:当社2021年で会社設立61年目を迎えましたが、設立から10年ほどして新卒採用を開始しました。以降、定期的に新卒採用を実施しています。当時の広告会社は中途採用が多かったのですが、フェロールームは他社と比較すると割と早くから新卒採用を実施していました。私も新卒で入社して現在31年目になります。新卒入社の方も多く残って活躍しています。
 
新卒が途切れてしまうと、年齢構成上の空きができてしまいます。新卒入社した先輩にとっては、新卒が入らないと後輩ができないということになります。新卒の採用には、若手の成長を加速させる、下から持ち上げる効果があると考えています。先輩としての緊張感を持つことができますよね。また、時代の変化が早いので、常に新しい風を入れられる点もメリットだと感じています。今後も採用を続けていきたいです。
 
佐藤:この20年で広告の形も大きく変わりました。今後もますます変わっていくことが予想される中で、新しい広告手法をキャッチアップできるのは若い人なのではないかと思います。しっかり新卒を採用して、業界の変化に対応していかないとこの先厳しいのではないでしょうか。
 
──2013年から「マスナビ」を継続してご利用いただいていますが、どのような点にメリットを感じていただいているのでしょうか。
村松:「最初から広告業界志望と定まっている方に応募してほしい」という思いから、大手の媒体を利用せず、マスナビを利用しています。営業職を例に取ると、幅広く不動産、金融…とさまざまな業界の営業職を見ている中で広告業界も視野に入っている、という学生ではなく、「私は広告業界に行きたい」という意思が強い学生の方が当社にマッチしやすいからです。また、採用する人数も多くなく、応募者が多すぎると選考が大変になるため、応募の窓口をマスナビに一本化しています。
 
──マスナビの学生の印象は?
村松:他の広告会社のこともきちんと調べていますし、当社のサイトをチェックするのはもちろん、最終的に自分が仕事をするクライアントのことまで調べた上で、面接で話される方もいますね。
 
選考過程で出した課題に対して、ライター志望の学生がクライアントのディーラーに赴き、フィールドワークをして課題に取り組んでいました。机上ではなく自らの足で課題に取り組んでいる点を、とても評価しましたね。弊社は現地現物主義。販売現場を重視して、現場にどのような課題があるかを把握した上で制作することを基本にしています。Webで検索すれば課題に取り組むことはできますが、労力を惜しまないで足を運び、自分が現場で感じたことをまとめるのが大事です。また、対面ならではの雰囲気もあるので、現場に行かないと本当のことはわからない。リアルな現場を苦に思わないという点もポイントとなり、ぜひ採用したいと思いました。
 
──営業担当者の印象はいかがでしょうか。
村松:マスナビの担当者さんは、長い付き合いの中で当社の仕事内容を理解していただいています。当社に合う学生を獲得するための発信方法や規模感に合わせたプランを立てていただきありがたいです。
 
佐藤:今年は動画ディレクター志望の学生に対して、二度の面接対策をしていただいたと伺いました。面接の練習だけではなく、フェロールームへの入社志望度が高くなるように企業紹介もしてくださり、手厚いサポートに感謝しています。結果、面接での印象も良く、内定に至っています。
 
──今後のマスメディアン・マスナビに期待することや、ご要望を教えてください。
村松:情報発信を仕事として行う面白さをマスナビに伝えていってほしいです。個人で発信しようと思えば、SNSなどでいくらでもできる時代になりました。カメラなどの機材が安く手に入るようになり、素人でもプロのような写真が撮れるようにもなっています。仕事にせずとも手軽に発信できてしまうため、「何かを発信したい」という欲求がものすごくある学生は、以前と比較すると減少したように思います。プロにはプロのクオリティの高さがあります。マスナビはそのようなプロとしての仕事の面白さを伝えていけるメディアであってほしいです。そこが大手媒体とは違う、業界に特化した媒体の特徴になると思います。
 
※2021年11月に取材した内容を掲載しています。