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初の「マスナビ」利用で課題解決思考のできる学生の採用に成功

初の「マスナビ」利用で課題解決思考のできる学生の採用に成功
株式会社ニシカワ

人事総務部 人事G 阿久津智広さん

業種・業態
セールスプロモーションに強みを持つ広告会社
採用職種
企画営業
採用の種類
新卒(マスナビ)
勤務地
東京
求人内容
  • クライアントの課題を見つけ、解決するための戦略を考え、トータルで企画・提案を行う企画営業
ポイント
  • 近年、新卒採用は営業職としての採用を行っていたが、2022年4月入社に向けては将来的にプランナー・プロデューサーの役割も担える資質のある学生の採用を実施。マスナビには「課題解決思考」のできる学生が多く、採用ターゲットに合った学生に出会えた。
  • 初めてマスナビの媒体掲載を利用し、3名の内定者のうち2名が「マスナビ」経由での採用だった。
──これまでの新卒採用の状況を教えてください。
新卒は途中一時休止していた時期もありましたが30年ほど前から実施しており、毎年数名程度を採用していました。2021年4月入社の新卒採用までの約7、8年は、ほぼエージェントに頼って採用活動を行っています。

ニシカワは2022年3月で創業70周年を迎えます。このタイミングで大きく変革しようと、昨年から構想を進めています。元々は印刷事業メインの会社ですが、これからは印刷事業だけでは立ち行かないと考えています。そこで近年では、Webとともに、新たに3DCGの制作に取り組み、3DCGを活用したデジタルコンテンツによるプロモーション支援を本格化しています。これに伴い、さまざまな新しい事業に取り組める人材を育てないといけないと考えました。

これまでの新卒採用は「営業職」採用。新規案件の獲得をミッションとするため、クライアントの懐に入り込むのが得意そうな学生を採用していました。しかし、変革にあたり、事業のプロデュースや、企画のプランニングもできる資質をもつ学生を採用したいと思い、今年からは募集職種を「企画営業職」に変更しました。私自身は今回から採用担当として携わりましたが、これまでも1次面接官を務めていました。そのときから、現場が求めているのは「営業でもクリエイティブの視点を持っている人材」だと感じていました。

そのタイミングでマスナビから提案をいただいたのです。マスナビの学生は広告業界志望で、自ら課題の解決方法を考えられる学生が多いと聞き、今回採用目標にしていた学生像とマッチしたため、利用を決めました。

──2022年4月入社の新卒採用活動について教えてください。
マスナビへの掲載と、長年の付き合いがあるエージェントを数社利用しました。マスナビ経由の学生もエージェント経由の学生も、エントリー後は同時にオンライン説明会に参加してもらい、その後面接に進みたい方は挙手してもらう方式で進めました。

オンライン説明会は温度感を測るのが難しいかと思っていましたが、意外とそうではありませんでした。学生からすると在宅で素が出たのかもしれません。積極的な学生、そうでない学生の差がわかりやすく、判断基準の一つになりました。マスナビ経由の学生は特に積極的に質問してくれて、ニシカワに関心をもって聞いてくれているなと感じました。

説明会以降のおおよそのスケジュールは下記の通りです。すべてオンラインで実施しました。
5月1、2日 説明会
5月下旬~6月上旬 1次面接
6月下旬 最終面接
7月上旬 内々定 3名承諾(うち2名がマスナビから応募の学生)

新たなサービスを導入したことで時間は要しましたが、苦労したかいはありました。今までの採用活動では母集団形成をあまり意識していませんでしたが、マスナビを利用して想定した以上に母集団を形成することができました。エージェントには「クリエイティブの感性を持った学生」とオーダーしましたが、求めている人物像にあたる学生は少なく、すり合わせが再度必要になり工数がかかってしまいました。
──マスナビを利用した感想を教えてください。
初めてマスナビを利用しましたが、とても満足しています。最終選考が終わった後に、例年と比較して採用基準を満たす学生ばかりだったので社長から「マスナビってどんなサービスなんだ?」と聞かれましたね。また、当社ではクリエイティブ職種の新卒採用も実施しており、これまでは美大生が多く集まるスカウトサービスを使用していたのですが、「クリエイター採用にも強いならどうしてマスナビで募集しなかったのか?」と言われました(笑)。今後はマスナビでの募集も検討したいです。

──マスナビで出会う学生への印象はいかがでしょうか。
今年度の採用ターゲットである、自分で課題を捉え、どう解決できるかを考えて学生生活を送っているような、「課題解決思考の学生」が多いとお会いして感じました。

例えば、ニシカワのホームページには、コーポレートサイトとサービスサイトの2種類があるのですが、面接の際にはサービスサイトを見ているかの確認の意図も込めて、「事例で気になったものはあるか?」という質問をしました。その際、あるマスナビの学生は、一見地味に見えるけれどクライアントの課題を捉えて提案した事例をピックアップしていたのです。入社してから自分に何が出来るか想定しながら面接で話をしているのが伝わってきました。

また、他の内定者にはマーケティングのゼミで企業と組み、課題解決を目指した新商品の開発をしている方もいましたね。

──マスナビの営業担当者の印象を教えてください。
私は長年営業をしてきたのですが、だからこそ、継続的でこまめな提案やフォローの重要さ、大変さを身にしみて理解しています。マスナビの担当者さんはフットワーク軽く色々な提案、そして細かいフォローを怠ることなくしてくれたため、いざというときに相談しようと思えました。

マスナビの企業ページを作成する際、掲載する写真を撮影する必要がありました。撮影ではマスナビの営業担当者さんにも立ち会っていただきました。撮影については我々がプロだと自負していましたが、サイトを運営する側や学生目線から撮り方を指示してもらい、ありがたかったです。

──今後のマスメディアン・マスナビに期待することや、ご要望を教えてください。
広告業界は過渡期を迎えています。日々刻々と変わるメディア環境。情報発信の仕方も変化しています。その中でマスナビには、変化を敏感に捉えられるような、感性豊かな学生がより集まる場であり続けてほしいですし、そうあり続けるだろうと期待しています。

※2021年10月に取材した内容を掲載しています。