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業界理解・意欲の強さは期待以上。PR会社の「マスナビ」活用事例

 業界理解・意欲の強さは期待以上。PR会社の「マスナビ」活用事例
株式会社カーツメディアコミュニケーション

採用担当 橋口聖さん

業種・業態
PR会社
採用職種
PRコンサルタント
採用の種類
新卒(マスナビ)
勤務地
東京
求人内容
PR企画・提案・実施を担当するPRコンサルタント
ポイント
  • 2022年4月入社に向けて、初めて媒体を利用しての新卒採用を実施した。
  • 「少数でも業界や自社への意欲が高い学生と会いたい」という考えから、業界特化型の媒体である『マスナビ』への掲載を選択。
  • 『マスナビ』に企業情報の掲載とともに、説明会の集客・運営も依頼。説明会には195名が参加、40名からのエントリーが集まり、目標通りの採用ができた。
──まずは、2022年4月入社の新卒採用活動について教えてください。
採用目標を2~3名としており、先日2名から内定承諾があったため、無事に活動を終えられました。2名ともPRコンサルティングチームに配属予定です。

当社は社員数40名強の中小企業。2014年の設立から7年ほど経ちますが、スタートアップらしい社風も色濃く残っています。一人ひとりの活躍が、ダイレクトに会社の成長につながる規模と社風です。そのような環境で力を発揮できそうな学生を採用ターゲットにしていました。例えば、カオスを楽しめる人、率直なコミュニケーションができる人、前向きでやりきる力がある人、などです。また、新卒採用は未経験採用でもありますので、現時点での業界・業務に関する知識量よりも、これから知識を吸収していこうという意欲の強さも重視していました。

──媒体掲載・説明会実施など、本格的な新卒採用は2022年度が初めてとお聞きしました。
その通りです。しかし、実は新卒採用そのものは、今回が初めてではありません。2020年4月に2名、新入社員が入社しています。当時、新卒を採用する計画はなく、自社サイトにも何の情報も出していなかったにも関わらず、「ぜひカーツメディアコミュニケーションで働きたい」とメッセージをいただいたのです。驚きましたが、その熱意やガッツは素晴らしいと思い、選考の場を設けることに。結果として採用に至りました。

そのふたりは、見込んだ通り、「どうしてもPRの仕事がしたい」というパワーがあります。業務を覚えてスキルアップしていく様子や、経験豊富な先輩社員に食らいついていく姿勢を見て、向上心を刺激される社員も多く、社内にとてもよい影響を与えています。このような点に新卒採用のメリットを強く感じたため、今年は本格的に新卒採用を実施することに決めました。

上記のような経緯もあり、また今回は初めての試みでしたので、大々的に母集団を集めるのではなく、数は少なくてもPR業界や当社にしっかりと向き合ってくれる学生とお会いしたいと感じていました。そのため、まずは業界特化型の媒体の利用を考え、広告・PR業界に強い『マスナビ』に依頼することにしました。中途採用での紹介実績があったマスメディアンが運営していたことも決め手です。『マスナビ』への企業情報掲載と説明会の集客・運営をお願いしました。

──採用はどのようなスケジュールで実施したのですか?
以下のようなスケジュールでした。社内に前例がなく、私自身も人事として初めての新卒採用だったので、社内のメンバーやマスナビの担当者に相談しながらスケジュールを決め、進行しました。
・4月9日:説明会
・4月19日: エントリーシート締め切り
・5月10日~:1次面接
・5月31日~: 2次面接
・6月29日: 最終面接
・7月9日:内定承諾期日

──採用にあたり、どのような点を重視していましたか?
冒頭でも触れましたが、当社では一人ひとりの活躍や成長が会社の成長につながります。そのため、当社での業務内容に適性がありそうか、会社に馴染み個性を発揮できそうか、といった点を重視していました。

それにあたって、「なぜPRの仕事がしたいのか」を自分の言葉で話せるかを一つの判断基準としていました。ポイントは、業界理解や企業理解の的確さではありません。未経験なのですから、お話の内容そのものは間違っていてもいいと思っています。どの業界でも、外側から見える姿と内実は異なるものです。それよりも、本人の考えがしっかりまとまっているか、その考えに至った理由・論理を説明できるかを大切にしていました。合わせて、本人の考えと当社の業務の実態に差があれば、入社後のギャップにつながらないよう、面接の場で丁寧に説明して解消していました。
──マスナビをご利用いただいた感想を教えてください。
期待以上に、PR業界への強い関心や熱意のある学生と多く出会えました。説明会への参加者は195名、エントリーは40名でしたが、基本的な業界理解が乏しい学生、例えば「広告とPRの違いが分かっていない」といった学生はほぼいませんでした。

むしろ、自分の考えをまとめて発信することに長けている学生が多かった印象があります。PR業界を志望している学生さんにはそのような活動を学生時代に経験している場合も多いですが、それだけでなく、何か新しいことに挑戦すること自体を楽しんでいるように見受けられました。

──マスナビの営業担当者の印象を教えてください。
率直で誠実な人柄だと思っています。また、常に「カーツメディアコミュニケーションのためになるかどうか」という観点で動いてくださっているとわかるので、とても相談しやすかったですね。当社には人事担当の役員や中途採用の担当は他にもいますが、新卒採用のメイン担当は私一人です。そのような体制でノウハウのない新卒採用、という状況でしたので、何かあったときに相談できる方がいるのは心強かったです。

ご相談の内容はトラブル対処よりも、選考フローの設計や、エントリーシートのつくり方など、選考そのものに関わることを多くお聞きしていました。エントリーシートは担当者さんにたたき台をつくっていただき、それに基づいて作成しました。また、選考終盤には、意向獲得のためにどのように動いたらよいかの相談に乗ってもらいました。そのときに驚いたのが、「内定通知書は厚紙に印刷しましょう」というアドバイス。理由をお聞きし、「学生に正式な書類である印象づけるため」と言われて納得しました。些細なこととも思われますが、学生目線で、自分では見落としていたポイントだったので、本当に細かいところまで気を配ってくれているのだと感じました。

──今後のマスメディアン・マスナビに期待することや、ご要望を教えてください。
これは願望レベルのお話ですが、当社と同規模の、広告・PR業界の会社の新卒採用担当者のコミュニティをつくっていただけると嬉しいです。悩みを共有できる相手がいることのありがたさをつくづく感じたので…。マスメディアンを中心に、そのようなコミュニティができたら助かる人事も多いのではないでしょうか。これは願望ですので置いておくとしても(笑)、これからも当社にマッチ度の高い人材を採用したいと思っているので、引き続き助力いただきたいです。

※2021年7月に取材した内容を掲載しています。