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イマドキ社員はなにが違う? 新入社員に対する仕事の意識調査

マスメディアン編集部 2019年10月1日(月)

日本能率協会マネジメントセンターは、2018~2019年に入社した新入社員404名、新入社員の育成に関わる上司・先輩社員621名に対し、新入社員の意識と行動、指導者の指導と育成に関するアンケート調査を実施した。

新入社員へ仕事に対する意識を尋ねたところ、81.9%が「まだまだ一人前の社会人になるために努力が必要」と回答した。一方で、失敗については、新入社員の82.7%が「(仕事で)失敗したくない」と答えた。新入社員は、社会人としての活躍に向けて努力を重ねていく意欲はありつつも、失敗は避けたいと思う傾向がほかの世代より強いことが明らかになった。

図1.一人前の社会人として活躍していくために、今の自分に対して、どのような認識を持っていますか。


働く価値観をもとに仕事に求める条件を問う設問では、上司・先輩は「自分の能力が発揮できる」を仕事に求めているのに対し、新入社員は「仕事環境の心地よさ」に重きを置く傾向が見られた。

図2.仕事に求めている条件は?


仕事のアウトプットについて、新入社員の情報収集はデジタルを駆使する一方(67.3%)、考えをまとめたり深く物事を考える際にはノートなどに手書きをする傾向にあり(62.9%)、上司・先輩社員よりも高い割合となった。情報収集には素早く欲しい情報へアクセスできるデジタルを駆使し、考えを深めたり明確化するには手書きというように、意識的に使い分けをしている。

図3.情報収集に用いる媒体は?


今後の人生について、新入社員、上司・先輩ともに「人生が充実している」と過半数が回答した。一方、人生100年時代に対する不安は、新入社員の55.0%が「YES(ある)」と回答したが、上司・先輩は44.6%に留まり、両者の間で10%以上のギャップが見られた。新入社員は人生が充実している実感はあるものの、今後の社会変化にともない自分の将来に漠然とした不安を感じていることが明らかになった。

図4.あなたは、いま人生が充実しているか?

この調査結果から、新入社員は人生は充実しつつも将来には不安を感じており、仕事面では努力はするが失敗を恐れ、働く環境を重視していることがわかった。また、デジタルとアナログを効率的にツールを活用している点も特徴にある。

新入社員に向けた適切な育成アプローチには、「入社後のありたい姿」「具体的な仕事のイメージ」の意識づけをすることや、ゴールに導くための仕組みを提供してあげることなどの点が大きなポイントになっていくと言えるだろう。